一次審査結果
厳選なる選考の結果、以下の120作品が一次審査を通過しました。
審査を担当したMicrosoft認定教育イノベーター(MIEE)の皆様の講評
小学生低学年部門
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福島 学 多久市東原庠舎 西渓校
素晴らしいワールドと文章をありがとうございます。次回はもっともっとすごいワールド期待してます。

福井 将 堺市立百舌鳥支援学校
Minecraftを通じて皆さんの学校への思いを少し見せてもらうことができてよかったです。応募するために、調べたこと、考えたこと、やってみたこと、やろうと思ったこと、これらはこれからも皆さんの中で素晴らしい経験として残るものです。
評価するため作品の競争はありますが、これからもそれぞれの想いをどんどん表現していってください!

土井 国春 東みよし町立加茂小学校
熱意溢れる珠玉の作品に圧倒されました。みなさんMinecraftが大好きなんだろうなあと感じながら拝見しました。それぞれにSDGsについて学び、未来の学校について考えていました。ある子は目標4-aをもとに誰もが公平に学習できる校内施設、環境を整えた学校をつくろうとしていました。またある子は目標2に焦点を当て、自給自足する町とその町の中核施設としての学校のあるべき姿を模索していました。
いずれの作品にも、自ら問いを設定し、ゴールを見据え、必要な情報を調べ、調べたことをもとに制作したことが表れていました。そして制作の過程で生まれる新たな疑問や課題に対して、さらに問いを立て、調べ、作り込んでいったことも伝わってきました。
これは、問題解決の学習サイクルを自ら何度も回す探究の学びに他なりません。これからの学校教育に必要な学びの姿を見せていただいた気がします。ありがとうございました。

鍔田 マリ 大田区立大森東小学校
マインクラフトでたくさんの発想をいかした世界を作りがげてください。作品はどれも素晴らしく見ていて楽しくワクワクしました。
小学生高学年部門
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小池 翔太 千葉大学教育学部附属小学校
コロナで大変な中であったにもかかわらず、みなさんのすばらしい作品をたくさん見られて、心から感動しました! 審査で点数をつけるということが、正直とても辛かったです。私は日ごろ小学校の先生をしていますが、一つ一つの作品をじっくり見ていきながら、「学校って何のためにあるのかな」と学ぶことができました。そして、マインクラフトの持つ可能性は無限大だなということも、改めて感じました。自分の表現したいアイデアをカタチにできる、無限に広がるキャンバスのようだなって感じることができました。
今回のマイクラカップを通して、マイクラはもちろんのこと、コンピュータが「誰かのために役に立つ」道具として活用していってほしいと願っています。私も、今よりもすてきな学校づくりを目指して、がんばっていこうと思います。
1次審査を突破したみなさん、心から応援しています! 共に、未来の社会を作っていきましょう!!

前多 昌顕 つがる市立育成小学校
応募された皆さんがMinecraftを大好きだと言うことが伝わってきました。個人戦で、仲間の協力や大人のアドバイスを受けられない中で、よくぞここまで作り上げたものだと感心しました。
また、応募されたみなさんが描く未来が全て今よりも良くなった未来であることにも感動しました。これからの未来を作っていく皆さんのイメージが今後の世界に大きな影響を与えます。
一つだけ残念だったことはワールドを作り上げることに集中してしまい、テーマを深掘りできていない作品が多かったことです。
マイクラのスキルを見せ合う大会ではないので、次回参加するときは、思いっきりテーマを深掘りした作品が量産されることを期待しています。

星野 尚 那須町教育委員会
小学校高学年部門1次審査を担当させていただきましたが素晴らしい作品の中に入ることが出来て良かったと思っています。作品を作ったみなさんが普段目にしている風景などが作品に与える影響についても興味深いものがあり、それが反映されている作品を通じてみなさんが普段見ている風景を想像しながらワールド内を探検させていただきました。
こんなものが学校にあったらいいな、という想いが表現されているのを見ると確かに欲しいなと共感するところもありました。
未来の学校を作るというテーマでしたが、学校や教室のイメージが身近な建物として強く定着しているのでそこから大きく離れることは意外と難しいのかなと感じましたが、斬新な学校のデザインを見ることができてその想像力に驚かされました。
そのような作品を見ながら、マインクラフトは想像したことやアイデアを表現するツール・プラットフォームとして定着していって欲しいなと改めて感じました。

金 洋太 登米市立佐沼小学校
みなさんの作品からマイクラが大好きであることが伝わってきました。マイクラの知識や技術もさることながら,「未来の学校」ということで,SDGsやSociety5.0について学んで学校のデザインに取り入れていたことは素晴らしかったです。テクノロジーの進化に加えて,今はコロナの流行によって未来がより予測不可能な時代になりました。想像力あふれる,みなさんの力があれば,どんな未来でもよりよくできるのではないかと感じました。これからも創り続けてください!

小林 義安 北海道星置養護学校ほしみ高等学園
私が担当させていただいた作品は、素晴らしいものでした。建築物は「使う人間」の立場に立ったものであるべきですが、その視点で作られたものは、特に素晴らしかった思います。いつも通っている学校も、昨年の長期休校で改めて見直すと、意外と気付かない良さもあったのではないかと思います。これからの学校は、今まで以上にダイナミックに変わっていくはずです。そのためのアイデアがたくさん、みなさんの作品の中に散りばめられていたと思います。「楽しく通える学校」を目指してみんなでがんばりましょう!

川上 尚司 八王子市立第八小学校
様々な力作を拝見することができ、非常に楽しい審査でした。さすが!と感じさせられたのは、レッドストーン回路やコマンドブロックなど、自分たちでネットで検索して真似たのだろうと思われる工夫が随所に見られたことです。しかし、その使いどころには作品ごとに明確な差異が見られました。ただ自分が楽しいから作ってみただけというものから、SDG`sを意識したり、あるニーズを満たすために必要だから設置したものまでありました。
また、残念に感じたのは、使う人の立場や気持ちになって作られていると感じた作品が少なかったことです。小学生らしいと言えますが、次回は使う人の気もちや勝手を想像しながら作品を作っていただけると、より高い評価が得られることと思います。これからもマインクラフトを楽しんでください!

谷岡 広樹 徳島大学
応募者のみなさんは、子どもらしい発想で未来の学校をイメージして作品作りができていてすばらしいと思いました。アイススケート場がある作品や、海の中に学校がある作品など、地域性も見られて、未来の学校といっても環境によっていろんな形があるのだということに気付かされました。入選した人も落選した人も、等しく未来に向かって生きています。
今回の経験を生かして未来を作っていってください。
中学生部門
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山下 真人 学校法人大阪医科薬科大学 高槻中学校高等学校
皆さん、製作本当にお疲れさまでした!私は中学生部門を担当しましたが、予想を遥かに越えた作品ばかりで、背筋を正しながらワールドを探検させていただきました。今回のテーマは「未来の学校」。COVID19がまだ蔓延している近い未来から、テレポーテーション技術が確立した遠い?未来まで、様々な未来と出会えました。
審査の中で、私の頭には一人の男の姿が思い出されていました。彼は私の幼なじみ。現在、宮城県仙台市で街づくりの指揮を執っています。彼は子どもの頃LEGOブロックが大好きで、何度も一緒に遊んだのですが、私が小さなロボットや昆虫を作るのに対し、彼はよく巨大な街を作り上げて私を驚かせてくれました。大人になった彼が仕事について熱く語る姿を見ると、人の興味関心は、時間が経ってもそんなに変わらないものであると改めて気付かされます。
今回参加してくれた皆さんも、あと10年もすれば学校、いや世界を作るリーダーとして活躍しているかもしれませんね!皆さんが今持っている、何かを作り出している時のワクワク。この気持ちは何物にも変え難いものです。もしかしたら皆さん自身の未来を変えるきっかけになるものかもしれませんよ?決してこのワクワクを失わないように、これからもMinecraftで自分にしか作れないものをたくさん作り出して下さいね!!

岩田 智文 愛知県江南市立西部中学校
今回、私は、中学生部門の1次審査リーダーとして、ほとんど全てのワールドを見させていただきました。withコロナを意識した学校が多く、 非常に考えられて作られているものが多く、感動しました。また、SDGsに真摯に向き合うワールドも多数あり、審査している私自身が勉強になりました。
さらにコマンドで整地したりするだけではなく、makecodeを活用して効率良くワールドづくりをしている生徒もいました。
最後に、1日の活動時間を決めて、勉強面との両立を図っている生徒もいました!!さすが中学生!!
今後の活躍に期待しています!!

圓井 健史 兵庫県加東市立東条中学校
全ての作品に制作者の思い入れを感じ取ることができて見応えがありました。その中でも審査を通過していく作品には、次の特徴がありました。
【①出品テーマを吟味して考え、計画性を持って取り組んでいた。②自分のストロングポイントを発揮していた。(建築、レッドストーンなど)③建築物の規模や配置、それぞれの目的においての構成が練られていた。】などです。自分の世界を創って(クリエイト)していく中で、①②③において一貫した制作ができていた作品はとても素晴らしいものでした。アイディアをMinecraftの中で具現化するために、建築やコードなどの構成を十分に「練る」ことができていました。次回の参加者にもぜひ参考にしてもらいたいと思います。皆さんの作品を見れて、本当に幸せでした。ありがとうございました。

知花 智子 名護市立名護中学校
素敵な作品がたくさんありました。皆さんの夢の詰まった作品ですね。作品全体の配置図を作る、案内板などあればわかりやすいと思います
木村 浩之 東松島市立鳴瀬未来中学校
一つ一つの作品を丁寧に見させていただきました。思い思いのワールドを制作し,個性あふれる作品となっていると思います。また。細部まで手の込んだ作品が多いことに驚かされました。今後の作品制作に期待が持てると思いました。アドバイスとして,作品だけ見ると素晴らしい制作物となっているのですが,制作するうえでの「思い」を,文章で表現することが大切なことと思います。また,制作に向けてどのような準備(調査)を行ったのか,これもまた,文章で表現することが大事になってくると思います。
作り手がいる反対側には,我々のような審査する側がいることを意識し,自分の「思い」を作品と文章で伝えられると,さらにレベルアップが期待できると思います。
高校生部門
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