応募作品-2022年-
チームの特徴
小学4年生から中学2年生までのみんなでアイデアを出しあって楽しんで作りました。 みんな自由だけど、協力しあいながら最後までやりきりました。
チームメンバー
6名
作品の中で注目して
みてほしいところ

注目してほしいのはたくさんの個性的な避難所です。
学校はとにかく大きくして、災害用備蓄倉庫を備え、どれだけ多くの人でも避難できるようにしました。
地下の避難所は地震や津波が来たときに避難できる場所で、溶岩の熱を使ったサウナ・温泉があり、避難している人のストレスを緩和します。ペットと飼い主が一緒に避難できる避難所には、1階に食べ物、ペットと寝られる場所、2階にはペットと一緒に遊べるキャットウォークやドッグランがあります。
ほかにも、床の下にはちみつを敷いて地震の揺れを吸収するはちみつショップ、非常食や倉庫の中にあるカーペットを敷くとベッドになる椅子、布をかけるとテントになるブランコ、楽しい水の滑り台がある防災公園など、避難所だけど楽しそうなところがたくさんあります。
各避難所の上空には人工衛星が待機していて、非常時に被害の把握や情報通信を行い、エンダーチェストで物資を補給します。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

名古屋市港防災センターへ行って、災害に強い建物を作るにはどのような工夫をすればよいのかを調べました。また、伊勢湾台風や東海豪雨についてもセンターで調べて、台風が起こるとガラスは割れやすいので、ペットと一緒に暮らせる避難所にはなるべくガラスを使わないようにしたり、高さを工夫した堤防や洗堰を作ったりするときの参考にしました。
家族と一緒にどんな避難所がいいかを話して、ペットと一緒に暮らせて、飼い主も安心できるような避難所がいいと思い、テレビで見た、犬や猫が喜んでいたドッグランやキャットウォークを二階に作りました。
建築についてマインクラフトの本を使ったり、ネットで学校の作り方などを調べました。
社会の教科書に書いてあった、雪が積もっても家がつぶれない屋根の作りを参考にしました。
どのようなことを調べたか

整地をするときや建築で同じブロックを早く並べるときに役立つプログラムを作りました。
一つ目は、アイテム(釣り竿とウインドチャージ)を使用して、指定した範囲を同じブロックで敷き詰めることができるプログラムです。空気ブロックを使えば、一瞬で整地をすることもできます。
二つ目は羽根を使ったら自分の周り5マスを水にしたり、鋏を使ったら自分の周り5マスを消せるプログラムです。
プログラミングなどを、
どのように使ったか

Discordというコミュニケーションアプリを使ってオンラインで週に1回くらい集まって制作を進めました。まずは自分の好きなものを作り、時間が足りなさそうなところは音声チャットで呼びかけて制作を手伝ってもらいながら完成させていきました。夏休みにはチームのみんなで合宿をして、細かいところを指示しあい、協力してワールドを作っていきました。
最後の日はコミュニティーセンターにみんなで集まって、間に合っていない場所を完成に近づけていきました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか

伊勢湾台風や東海豪雨など私たちの住んでいる街で起きた災害を知り、どのようなまちになれば安心するかを考えて、様々な災害に強いまちを作りました。例えば、トラップドアで素早く脱出できる家、床が浮いていて浸水しにくい家、地震の揺れを吸収する床を作りました。洗堰は住宅街を抜けたあたりで堤防を低くして住宅街に水が流れないようにしました。人工衛星は上空に浮いているので地震でも壊れません。
災害が起きて避難した時に普段と違う場所で不安でも、楽しいことがあれば怖かった思いや悲しかった思いも忘れられると思い、楽しめて安心できる場所を作りました。例えば、ペットと一緒に避難できる避難所は、飼い主もペットも安心できるようにベッドの近くにケージを置きました。サウナや温泉、はちみつショップは避難中の疲れや悲しさを和らげてくれます。
私たちが作ったまちはどんな災害でも耐えてみせる、避難した後も楽しくて安心なまちです。
THUMBNAIL

MAP
