works 応募作品-2022年-

作品No. 6386
東京ブロック ミドル
作品名 壁のないまち~レジリエンスはみんなの輪~
チーム名 ヒラノラボ
チームの特徴

プログラミング教室「ヒラノラボ」からの参加

チームメンバー

6

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

このまちには、壁がありません。そのため人々は、お互いの顔が見えて仲良く暮らしています。いざ災害が起きても、結束して復興することができます。
はじめは防災のために壁を作っていましたが、どんなに大きな壁を作ろうと、想定外の災害を防ぐことはできません。そこで逆に、災害が起きた後のことを想像してみました。町内会など知り合いがいれば、安心して寄り添って、助け合い復興することができると気づきました。
必要なものは壁でなく、むしろ壁を取り払ってみんなの輪を広く深くすること、というのが私たちの考えたレジリエンスです。
たくさんのNPCを配置し、一人一人にに名前をつけしゃべらせるのは大変でした。ぜひ話しかけてみて下さい。楽しいまちを体験できるはずです。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

インターネットで調べたり、身近な大人に話を聞いたりしました。

町内会の催しで、防災センターに行って、台風の雨風や地震の揺れを体験しました。
また、町内会の盆踊りに参加して建築の参考にしました。

「災害について」と「災害への対策について」調べて発表しました。
・東日本大震災で、家族が帰宅難民となり家に帰ることができなかった話を聞きました。
・祖父母の家は、山が近くにあるため、土砂災害の恐れについて話を聞きました。
・2019年の台風19号によって川が氾濫し、北陸新幹線が被害を受けたという話を聞き、実際にインターネットで調べたところ、水に浸かった新幹線の衝撃映像を見つけました。
・地震に対して、建物を頑丈にするばかりではなく、建物の一部を揺らしてバランスをとる免震構造について調べました。
・洪水に対して、東京には地下神殿と呼ばれる大きな空洞があることを知りました。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

・MakeCodeの「ブロックを並べる」や、図形の円などを用いて、整地をしました。
・ストラクチャーブロックを使って、住宅地に家を配置しました。
・置換を使って、プレイヤーが歩いたあとに砂利を敷き詰め、線路を引きました。
・線路の様々なところに線路分岐を設置して、環状線にしました。
・巨大な水門を作り、コマンドブロックを使って、閉じたり開いたりする仕掛けを作りました。
・回路を使って、盆踊り会場には、常に楽しい音が流れ続けるようにしました。
・トロッコと回路を組み合わせて、回り続けるメリーゴーランドに挑戦しました。
・日照センサーで、夜になると街灯が明るく光るようにしました。
・日照センサーとクロック回路を使って、夜になると自動で花火が打ち続けられるようにしました。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

【5月】調査・練習
災害について調べてきて、発表し、どうやって対策するか相談する。
マイクラの建築を練習。ストラクチャーブロックを学ぶ。

【6月上旬】個人作品
個人で、たてもの部門の作品をつくる。
まちづくり部門についても、どうするか相談する。

【6月下旬】チーム方針決定
まちづくり部門をどうするか決めて、建築する場所を探す。

盆踊りのイベント会場を中心に、大きくエリアを分けて開発を進める。

【7月】
すべてのエリアをつなぐ環状線の線路を開通させる。
盆踊り会場を完成させる。
各エリアの開発を進める。

【8月】
イベント会場に、屋台などを作って楽しい場にする。
お神輿を1人1つずつ作る。

【8月下旬】仕上げ
NPCを配置して、すべてに名前をつけて、しゃべらせる。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

すべての建築から、一切の壁を無くしました。人と人を分け隔てる壁はありません。お互いに顔が見えることで仲良くなり、みんなの輪が広がっていきます。
輪の中心部には、盆踊り会場を設置し、たくさんのNPCを配置して楽しんでいる人々を表現しました。すべてのNPCに名前をつけ、物語をしゃべらせました。
お神輿や屋台など町内会の催しも表現しました。地域で受け継がれる輪もあるからです。
いざ災害が起きたときにも、みんなの輪で寄り添い力を合わせて乗り越えることができる、というレジリエンスを備えたまちです。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
MAKE CODE