works 応募作品-2022年-

作品No. 6816
東京ブロック ミドル
作品名 未来の命を守る!! 防災体験型SmartTower ニコリグリーンモール
チーム名 こっぴー@ニコリヒト・ラボ
チームの特徴

ニコリヒトラボからの参加、小学4年生こっぴーです。

チームメンバー

1

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

工夫したところは、自作の数字ブロックアドオンとfunctionを組み合わせて作ったエレベーターです。ボタンを押すと階数が増減し、行きたい階に自動で移動できる仕組みになっています。このエレベーターを実現するために使ったfunctionのコマンドは約1120個にもなり、入力や整理が大変だったためChatGPTを活用して効率化しました。また、カメラコマンドを用いた災害時のシミュレーション機能も工夫の一つです。台風や津波をfunctionやコマンドブロックで再現し、防災博物館内のシミュレーションマシンで体験できるようにしました。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

僕はまず、Mind Mapを使って「様々な災害で起こりうる被害や状況」を整理しました。そのうえで、インターネットや書籍を通して、災害や防災、そしてレジリエンスに関する知識を深く調べました。さらに机上の調査だけでなく、首都圏外郭放水路の調圧水槽を実際に訪れ、柱の大きさや構造、施設全体の壮大さを自分の目で確認しました。これらの調査を通して、理論だけでなく実体験からも防災やレジリエンスについて理解を深めることができました。また、日頃から住民に防災意識を持ってもらうために、防災博物館を建物1階に設け、災害シミュレーションや展示を通して「身近に学べる仕組み」も考え、実現しました。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

まず、MakeCodeを使い、階数が上に上がるごとに1m(1ブロック)ずつ小さくなるような形で建物を作成しました。また、レッドストーンは調圧水槽の見学用入口に設置した自動ドアで活用しています。さらに複雑な仕組みとしては、コマンドやfunctionを組み合わせ、実際に動くエレベーターや災害を体験できる防災シミュレーション機能を製作しました。加えて、風車やソファーといった装飾的な要素も工夫し、Blockbenchでアドオンを作成しました。風車は建物の外に設置し、ソファーはホテルのロビーや客室など様々な場所に配置することで、リアリティのある空間を表現しました。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

はじめにMind Mapで「過去の災害」「起こりそうな災害」「備え」「作るもの」を整理し、毎回の目標を決めました。
スケジュールは、Microsoft Plannerで管理しました。
バケットは主に未完成・途中・完了の3つに分けて、サブタスクまで細かく分けました。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

ワールドで表現した防災技術は、台風時に自動で窓シャッターが閉まり、館内アナウンスで避難指示を出す仕組みです。これにより窓の破損による怪我を防ぎます。津波や高潮が来ると自動で調圧水槽の扉が開き、水を取り込み被害を軽減し、その後のアナウンスで避難を促します。停電時でも風力発電で蓄えた電力によりエレベーターが使え、高所へ避難可能です。心のレジリエンスとして、災害時の不安を和らげるためにゲームコーナーや温泉、映画館を設置。平常時はホテルとして使われる客室を、災害時は無料で避難所として開放します。建物は耐震構造とし、ホテル内に食料・水を備蓄。防災シミュレーション博物館では台風・津波・高潮の映像や展示を通じ、防災意識を高めます。日常は楽しく、非常時は防災仕様に切り替わる安心安全な建物を目指しました。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
MAKE CODE