応募作品-2022年-
チームの特徴
8月よりロンドンに移住した、現地公立校に通う小学2年生です。 マインクラフトが大好きで、特に、建築が大好きです!
チームメンバー
1名
作品の中で注目して
みてほしいところ

僕が想定した自然災害は「洪水」です。ロンドンにはテムズ川があり、過去に洪水が起きたことがあります。特にロンドンでは洪水が自然災害としてよく起こるので、調べる中で洪水に注目しました。
この建物では、水を防ぐだけでなく生活を豊かにする工夫をしています。水流エレベーターで上にのぼれるようにし、ギミックを使ったジェットコースターで楽しめる仕組みや、セルフ浄水場で水をきれいにして再利用する工夫も取り入れました。水は循環させて畑や噴水にも活用しています。
また、テムズ川にあるテムズバリアを見学し、洪水から町を守る仕組みを学び、それを作品に反映しました。建物は災害時に人々が安心して集まれる場所を目指しています。
これからの世界では、水を怖がるだけでなく水と共に楽しみ、水に感謝しながら暮らしていける、楽しく安全な街にしたいです。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

【調べたこと】
・ロンドンのテムズ川に行き、テムズバリアを見学した
・洪水から町を守る仕組みを学んだ
・本やインターネットで、ロンドンで過去に起きた洪水の歴史や、テムズバリアの動きを調べた
・日本の下水道処理施設を調べ、水をきれいにして再利用する仕組みを学んだ
こうして学んだことは、作品のセルフ浄水場や水車、バリア機能に活かしました。浄水場で出た沈殿物を畑の肥料としても活用しました。
古くからあるロンドンのレンガ造りのつよさにも注目しました。
「レジリエンス」は、災害を防ぐだけでなく、被害のあとにどう回復しさらに強くなっていく力だと解釈しました。その考えをもとに、水を循環させて暮らしを支える仕組みや、人々が安心して過ごせる空間を作品に盛り込みました。水を怖がるだけでなく、水に感謝しながら共に楽しみ、災害に強く安心して暮らせる街づくりを目指していきたいです。
どのようなことを調べたか

【レッドストーン】
〇水流エレベーターの自動ドアは、ピストンとクォーツを使って開閉を再現。レッドストーンが作動するとピストンが奥に動き、クォーツがスライドしてドアが開く。仕組みは下に隠して、見た目をすっきりさせた。
〇花火装置は、レッドストーンをディスペンサーにつなげた。スイッチを押すだけで花火が打ち上がる仕掛けになっている。
〇レッドストーンブロックを使って、パワードレールを起動してジェットコースターを動かしている
【MakeCode】
〇チャットコマンド「run」を入力するとエージェントがブロックを置いたり、空気ブロックで壊したりできる。
〇ゲーム開始時に朝や晴れに設定できるようにした。
〇チャットコマンドで円や図形を自動で作れる仕組みに挑戦。
プログラミングなどを、
どのように使ったか

実際には、8月にロンドンに引っ越したばかりで時間的な余裕はあまりありませんでした。そのため、急ピッチで制作を進めることになりました。まずロンドンで起こる自然災害について調べ、その中で洪水に注目しました。そのうえで、作品の構成をスケッチし、現実社会でどのように洪水対策が行われているのかを調べる手順を最初に決めました。そして、実際にテムズ川やテムズバリアの見学に行き、制作をしながら見学も同時並行で進めました。調べる・学ぶ・作るという流れを重ねることで、作品を形にしていきました。時間的な余裕はありませんでしたが、その分集中して取り組むことができ、短い期間でも多くの学びを作品に込めることができました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか

僕のワールドで表現した防災技術は、まず洪水を防ぐためのバリア機能です。これは実際のテムズバリアを参考にし、町を洪水から守る仕組みを取り入れました。また、日本の下水道処理施設について調べ、水をきれいにして再利用する仕組みを学び、それをセルフ浄水場として作品に活かしました。水を防ぐだけでなく、循環させて畑や噴水、水車に利用することで、暮らしを支える工夫もしています。さらに、レッドストーンやMakeCodeを使って、自動ドアや花火装置、ジェットコースターなどの仕掛けを作り、災害時でも人々が安心して過ごし、楽しめるようにしました。レジリエンスについては、「災害を防ぐだけでなく、被害のあとにどう回復し、さらに強くなっていく力」と解釈しました。そして、この街には技術だけでなく“みんなの心のつながり”があることも大切にし、人々が集まり支え合える場所として設計しました。
THUMBNAIL

MAP
