works 応募作品-2025年-

作品No. 5154
東海ブロック まちづくり部門
作品名
さいがいといきるまちちしきのきゅうしゅうとせいちょう
災害と生きる町 ~知識の吸収と成長~
チーム名
すてきないもむしよにんぐみ
ステキなイモムシ4人組
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チームの特徴

過去、牛田小学校仲良し4人組で参加! 今は、バラバラだけど仲良し!! 今までの知識を吸収して成長してきました! 男女混合のチームで優勝目指します‼‼‼

チームメンバー

4

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

未来の町は巨大樹に支えられています。この巨大樹は何千年もの人類の自然災害との戦いを見守ってきました。巨大樹の根は町全体に張っており、海辺では堤防の役割も果たしています。巨大樹の中はフロアで分けられており、1階は商店街、2階以降は居住地、最上階は管理施設・光合成発電所となっています。最上階の天井には、登呂遺跡の高床倉庫から発想を得た高床式の非常食保管庫があります。もし非常食が尽きてしまっても、巨大樹の実を非常食として食べることができます。
巨大樹を作る際にはなるべく自然な形にするために、executeコマンドを用いて重力ブロックである砂を使い根を表現しました。また本物の木と同様に、枝は太い枝から細い枝へ枝分かれさせました。あまりにも巨大樹が大きすぎたため、時間があまりない中、葉を素早く作ることは困難でした。そのため苗木の成長速度を上げ葉を作るなどの工夫をし、効率的に進めることができました。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

まず最初に災害が起きた際にはどうなるのか、想像を膨らませた上でレジリエンスについてネットで調べました。その結果人命の保護を最優先とした、迅速な復旧ができるインフラ作りが大切だということが分かりました。次は実際に行われている国や地域の取り組み例を調べ、ノートにまとめました。そこからこのワールドについての構想を膨らませました。
その後は過去から学び、現代を見ることで未来の町に生かす、というコンセプトを決め、江戸時代で実際に行われていた災害対策や使えそうなアイデアを調べました。この際にはネットだけでなく今まで学校で学んだ知識から模索したりしました。
縄文時代の町を作るにあたっては、登呂遺跡を見学し竪穴住居や高床倉庫などを実際に目で見て調べました。これにより、ネット上ではあまり分からない実際の大きさを体験することができました。これらを参考にして配置を決め、災害対策に使えそうな工夫を探しました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

主にMakeCodeは巨大樹の球形の実を作成するの使いました。他にも巨大樹の周りにある円形の通路も、MakeCodeを使用しました。
レッドストーンは巨大樹内の光合成発電や天候変換装置で使いました。天候変換装置には、レッドストーンに加えコマンドも使用しています。
コマンドはstructureコマンドを用いて、家をカプセルに収納する仕掛けを作成しました。他にも過去と現代の町の案内にもコマンドを使用しました。主にこの案内プログラムにはscoreコマンドやNPCを用いました。とてもたくさんのコマンドブロックを使用したので作る際には、一定のscoreの値になったら検知するコマンドが実行されなかったり、上手くプレイヤーを過去の町にtpさせられなかったりなど様々な困難がありましたが、何回もメンバーに被検体になってもらうことで、客観的視点から問題点を捜索し、完成させることができました。

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

僕たちのチームは計画を決める前に先走ってしまう傾向があるので、計画通りに進めていくことに最も困難を極めました。
まず始めに個々でどんなものを作りたいかを箇条書きにして、そこからワールドの構想を練りました。今回は現代と未来の町が比較的大きくなると予想していたので、まず現代と未来の町の構想を練り作成に取り掛かりました。
今回はメンバーが受験のため後半から作成に参加できる日数が大幅に減ってしまったため、作業がかなり遅れてしまいました。そのため、夏休みに入った際に再度計画を練り直し、いつまでに終わらせるかを決めました。しかし思ったより部活などの日程が合わず、新しく立てた計画も遅れることが多々ありました。どうにか作成まで間に合いましたが、最初に決めていたエージェントを対話ロボットにするなどのアイデアを作れませんでした。これらのことを反省に、次回からは初期段階で日程を合わせるなどの工夫をします。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

まず災害対策を考えた際に、昔の出来事から学ぶということを思い付き、そこから過去から学び、現代を見て、未来に生かすというコンセプトにしました。
未来の町からタイムマシーンを使用することで、過去や現代(2025年)の町にタイムワープすることができます。過去の町は縄文時代と江戸時代、現代の町はまだ未成長の巨大樹を中心として、現代で行われている災害対策を取り込んで作成しました。これらの町は、コマンドを使用した案内で災害対策と問題点について具体的に学べるようになっています。
未来の町では災害が起こると、住宅街にいる人々は自分の家を小さなカプセルに収納して、巨大樹の避難所に避難します。巨大樹は根が張っており地震の揺れに強く、洪水被害にも強いです。人々はこの安全な避難所で一時的に生活します。また、巨大樹の根は海辺では堤防の役割を果たしていたり、災害時でも畑や水田から食糧を根を通して輸送できます。