応募作品-2025年-

チームの特徴
彦根市立東中学校の部活動の取り組みで参加しています。
チームメンバー
34名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

このワールドで最も注目して欲しいものは、座標が(0.0)の場所にある避難所です。工夫したところは、5カ所あります。1つ目は、四方向から出入りができることです。緊急時に素早く中に入ることができ、内部からはボタン一つでドアの開閉ができます。2つ目は、頑丈なブロックを使用していることです。それにより、市民の安全を確保できます。3つ目は、避難所の立地が良いところです。避難所が町の中心にあることによって、自動車や徒歩など、どの区間からも市民が避難しやすい場所になっています。4つ目は、危ない時に警報音が鳴るようになっていることです。素早く危険を知らせることができるので、市民が早く避難することができます。5つ目は、避難所の内装です。プライバシーに配慮していくつかの部屋を用意したり、避難中の食料やライト等の備蓄品を充実させたりするなど、市民誰もが安全に避難生活を過ごせるように工夫しました。
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

私たちはまず、インターネットを使い、大会テーマであるレジリエンスの意味を調べました。必要な知識を身につけることで、皆が同じ方向を向いてまちづくりのアイデアを出せるようにしました。その後、建造物の中や外の構造をインターネットの画像検索で調べ、街づくりをしていきました。建物はインターネットでビルや警察署、消防署などを調べて街に反映しています。避難ビルをつくるときには、中に必要な施設を調べて避難ビルの中に作りました。他にも、警察署など、中の構造を調べてできるだけリアルに作りました。また、過去の災害を調べ、対応するための災害時に必要な装置や機器にも反映しました。街にある鉄道にはインターネットで調べた非常用装置を作り、いろんな災害に対応できるようにしました。そしてfill、playsoundなどのコマンドをインターネットで調べるなどして、まちづくりの際にコマンドも使えるようにしました。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

ワールドでは、災害から暮らしを守るためにコマンドを使ったレーザーの迎撃装置を作っています。隕石が降ってきたり、万が一、ミサイル落下などの問題が起こったりしても対処することができます。また、避難訓練の再現性を高めるため、隕石を落とすコマンドも作りました。その他にも、津波が来た時や、火山が噴火した時には、防御壁を作動させて津波や火砕流が流れないようにしました。また、効率よく作業を早く進めるために、いくつかの工夫をしました。1つの例が、釣竿を振ると砂が出てくるコマンドや、雪玉やウインドチャージを投げると砂が石や土に変化するコマンドを使ったことです。他にも、地下鉄を作る際にAgentにトンネルを掘らせる工夫をしました。また、コマンドで作ったエレベーターなどで、障害のある方や高齢の方に配慮した街を作っています。このように、コマンドをうまく活用して、災害の心配のない安心な暮らしを作っています。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

私たちのチームでは、災害から人類を守るためにはどのような建物が必要か、その建物にはどのような機能が必要かを全員で話し合いました。例えば必要な施設としては、防災施設、貯水池、災害迎撃システム、防災学校などの意見が出たので、それぞれ4つのチームに分かれて製作しました。最初に、街の中心に災害センターを作りました。そしてその周りに、チームごとに役割を分担しながら、コンビニや交番、学校などの生活に必要な建物を建築していきました。また、災害の危険を知らせるために「すぐにげて!」という電光掲示板も作りました。その後、住宅街を作り、人が住めるようにしたり、鉄道路線を作り学校へ行きやすいようにしたりしました。昨年と同じように、手が空いている人は製作が途中で止まっている建物を担当したり、他のチームを手伝ったりするなど、みんなで協力して効率よく製作できるように工夫しながら進めました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

今回、私たちは作品テーマである「未曽有の災害から人類を守れ」を防災と減災の二つの観点で表現しました。防災とは、災害を未然に防ぐことで、減災とは、災害の被害を最小限に抑えることです。 防災の観点からは、隕石の迎撃システムや、街の中心部にある避難所、常に最新の災害を研究して未曽有の災害に備えている災害研究所などがあります。減災の観点からは、常に貯水・給水を行う人工の湖とタンク、日頃から災害の知識を蓄えて、実際の避難もできる減災センターを作り、備えています。さらに、実際に災害が起こった際に使うものもあります。例えば、避難の必要をすぐに知らせる大きな電光掲示板や遠隔ですぐに出せる防御壁、素早く移動できて鉄道にも繋がる地下通路などがあります。自然災害は完全に無くすことはできませんが、災害が起きても、人々が助け合い、共に支え合える街を目指しました。