応募作品-2025年-

チームの特徴
CoderDojo西尾で出会った、住んでいる市や学年の違う3人が集まって一つの目標に向かってがんばりました、みんなで助け合いながら、楽しんだ最高のチームです。
チームメンバー
3名

注目してみて欲しい所はレジリエンスを備えた町作り、どんな環境や困難も乗り越える力が備わっている環境、施設です。どんな災害が来ても住民は助かり、復興できる町を目指してワールドを作りました。町のシンボルにもなっているツリーハウスは広く根が張られていて災害などが起こった時に倒れないように工夫されています。枝を分ける部分が難しかったけど実際の木を観察して作りました。また、避難場所としても活用出来るように食料、水なども備えてあります。空シェルターや地下シェルターもありどんな災害にも対応できます。そして町中に知らせられる災害サイレンがあるので安心して生活できる町です。そんなところを注目してみてほしいです。

学校での災害についての授業を参考にしました。日本には地震、津波、土砂災害、台風など様々な災害があります。耐震の建物をたてたり、津波の避難タワーを建てたりなど様々な対策を学びました。また昔の人に、災害についての話を聞きました。ひいばあちゃんが生きているときに、三河大地震が起こって家の下敷きになった話をよく聞きました。耐震が大切だと思い、ツリーハウスの根っこの土台の部分をしっかり作りました。また、祖父母に伊勢湾台風の話を聞きました。扉が吹き飛ばされそうになって大変だったと話してくれました。自分の住んでいる地域は海が近いので、伊勢湾台風の時にどこまで浸水したことがあるのかを聞き、ハザードマップや避難所について調べました。浸水する危険がある場合は、空のシェルターに避難できるようにしました

僕たちはMakeCodeを効果的に使いました。元々のワールドは土地が高かったり、不要な川がありました。それを整地するために、自分の足元を中心に11×11の範囲を空気ブロックに置き換えるプログラムを作りました。他にも水ブロックを草ブロックに置き変えるプログラムを作り、川を平地に変えることができたので大幅に時間を短縮できました。また、ツリーハウスの幹や葉、枝、床を作る時にもMakeCodeを使いました。幹を作る時は、半径12ブロックの円が書けるプログラムを作り、正確な円を作りました。その上に縦にブロックを積み上げるプログラムを使うことで、大きな幹を作りました。大量の作業をMakeCodeで時間短縮することで、ツリーハウスのこだわりたい部分に時間を使うことができました。工夫したところは葉を設置するとこです。葉は近くに幹や枝がないと散ってしまうので葉の中央に木を設置して崩れないようにしました。

Coder DojoとDiscordでの会議で計画をたてました。どのような建物をつくるか、Make Codeをいつ使うかなどを話し合いました。実際にマップを書き、どのようなワールドを作りたいかをイメージしていきました。昨年は、ぎりぎりまで話し合いが終わらず、動画等、製作の時間が限られてしまいました。今年はやるべきことをいつまでにやるという、日付をきめたり、会議がスムーズに進むように進行役を決めました。その結果、余裕を持って進めることができました。会議の前に、それぞれがしっかり考え、発言できたことは、とても成長した点だと思います。製作では、オンライン上で助け合いながら作ることができました。

レジリエンスを備えた町にするためシンボルのツリーハウスと空シェルター、地下シェルターを作りました。ツリーハウスの中は夏は涼しく冬は暖かい環境でそれぞれ好きな場所で楽しむことができます。災害時には避難場所としても利用できます。災害体験施設では災害について学びどうすれば助かるか話し合える場所もあります。災害時には安心安全に生活できるように工夫していて空シェルターに備わった太陽光発電で停電でも暮らすことができます。僕たちのワールドは逃げられる場所、助け合える場所、立ち直れる場所、大きく3つに分けてワールド上で表現しています。