応募作品-2025年-

チームの特徴
eスポーツとプログラミングのスクール「e-Study Z」の授業の取り組みで参加しています!よろしくお願いします。
チームメンバー
4名

作品の中でいちばん見てほしいのは、まちのまんなかに立てた大きな管制塔です。一番上の球体のまわりを2体のホログラフィック金魚が泳ぐようにして、未来感を出しました。金魚の立体感や光の表現はとてもむずかしく、何度も作り直しました。また、災害が起きたときに人々が安全にくらせるよう、地下に仮設住宅を設け、水をためる大きなタンクや生活用品の備えも工夫しました。管制塔と金魚は希望を、地下の住宅やタンクは困難から立ち直る力を表しており、未来のまちが災害に負けず生きつづけることを伝えています。ぜひ注目してほしいです。

作品を作るときに、まず「管制塔」についてネットで調べ、空港の管制塔や未来都市のイラストを見てデザインの参考にしました。ホログラフィックの金魚は、本や水族館で見た金魚の形や泳ぎ方を思い出しながらつくり、さらにインターネットで「ホログラム 映像」を調べて、きらきら光る感じを表現しました。
それ以外の街については、「防災のまち」にするために、災害に強い建物や仕組みを調べました。例えば、ネットで「防災 まちづくり」「災害に強い建物」などを検索して、地下に避難できる住宅(仮設住宅)や、水をためるタンク、などを知りました。また、洪水の対策として海のまわりにどんな工夫があるかを調べたり、図書館の本で地震や津波のときに安全な建物の形について学んだりしました。これらを参考にしながら、未来のまちにも役立つように工夫してつくりました。

僕たちは学習塾で集まれる時間がかぎられていたので、効率よく作業することに挑戦しました。同じ家を何度も作る手間をへらすために、ストラクチャーブロックを使って分譲住宅のように並べました。また、街の見た目をリアルにするために道路や建物の高さ、形にも気をつけました。さらに、北海道をイメージして雪がふることを考え、雪おろしのリスクがある三角の屋根の家はやめて、作りやすく安全な屋根の形にしました。こうした工夫をすることで、短い時間でもたくさんの建物を作ることができ、街全体を完成させることに挑戦しました。

僕たちは作成してもらったワークシートを使って、制作のスケジュールを立てました。何をいつまでに作るかを決めて、できるだけ計画通りに進められるように頑張りました。集まれる時間が限られていたので、作業を効率よく進めることも意識しました。計画を立てることで、管制塔や建物、道路など街全体を順番に作り、最後まで完成させることができました。

僕たちのワールドで表現した防災技術やレジリエンスは、災害が起きても人々が安全にくらせる工夫です。まちのまんなかにある管制塔の一番上には大きな球体を置き、その周りを2体のホログラフィック金魚が泳ぐようにして、未来感を出しました。管制塔は、いち早く災害を知ることができるようにしました。海の周りには防波堤を作って津波や水害からまちを守ります。地上の建物がこわれても地下の仮設住宅に避難でき、水をためるタンクも設置しました。また、北海道の雪を考えて三角の屋根の家はやめ、雪おろしがしやすい屋根にしました。道路や建物の配置にも気をつけ、安全に移動できるようにしています。災害を防ぐ工夫と立ち直る工夫を両方表現したまちです。