works 応募作品-2025年-

作品No. 5456
四国ブロック まちづくり部門
作品名
うみへやまへいのちをつなぐすまーとしてぃ
海へ! 山へ! 命をつなぐスマートCITY
チーム名
ワンオブザユニバース
One of the ユニバース
メイン画像
チームの特徴

徳島の小学生から高校生まで、ワイワイ、ガヤガヤ、楽しいみんなで協力して作り上げました!

チームメンバー

29

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

未曾有の大災害を地震、津波と想定しました。東日本大震災やこれから起こりえる南海トラフ地震からも、特に津波災害に対しての防災を重点的にまちづくりに反映しました。津波災害に大切なのはできるだけ早く高所に避難するのが鉄則ですが、メンバーの漁師のおじいちゃんから、津波が起こると船を守るためにあえて沖も出る『沖出し』ということがあることを聞き、この『沖出し』からヒントを得て、船の中に街をつくり、まるごと避難所にしようと計画しました。私たちのワールドは津波発生時に、「海へ!」「山へ!」どちらにも避難でき、大切な命をつなぐことができます。そのため、海にも山にも簡単にアクセスできる仕組みをたくさんつくりました。これらを実現するために最新テクノロジーを活用して、都市機能を効率化するコンパクトなスマートシティを目指してまちづくりをしました。是非、海へ、山へ避難してみてください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

津波の際にあえて沖に出る「沖出し」についてチームメンバーの漁師のおじいちゃんに話を聞きに行きました。おじいちゃんは鳴門鯛の漁師で、阪神淡路大震災の時も沖に出ていたそうです。水深が50m以上で津波の方向に垂直に船を向けることで、どんな高い波でも乗り越えられるそうです。スマートシティについてはネットで詳しく調べました。静岡県にあるウーブンシティについて特に詳しく調べまちづくりに反映させました。都市計画についても、行政のホームページなどを利用して調べました。避難所での食料確保のために先端農業について、エネルギー確保のための核融合発電についても調べました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

高層ビルや大きな建築物を建てる時は積極的にMakeCodeやストラクチャーブロック、コマンドを使用しました。今回は3枚羽の風力発電の羽根を回すことにチャレンジしました。ストラクチャーブロックとレッドストーン回路をうまく使って、あらかじめ4つのパターンの羽根を表したドット絵を作成し表示、非表示を繰り返すことで羽根が回るアニメーションを作成しました。うまくいったときはとても嬉しかったです。整地や道路の敷設、建築スピードのバフ効果等をコントロールするためのコードをいくつか用意し常に使っていました。

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

最初は都市計画からどんなものを作っていくか書き出すことから始めました。プログラミング教室での制作で、他のクラスの仲間と会えなかったので、ホワイトボードに計画を書いて共有しました。今回も本や看板をワールド内に置いてコミュニケーションツールとして活用しました。道路の敷設と区画整理を最初に行って、区画ごとに建築をしていくようにしました。それをすることで、多人数での制作でも効率的に実施することができました。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

レジリエンスを備えたまちづくりというテーマについて考える中で、私たちは「誰ひとり取り残さない(LEAVE NO ONE BEHIND)」という言葉に辿りつきました。未曾有の津波災害が起こっても、誰ひとり取り残さない命を守るまちのしくみを海と山に作りました。そして、たまたま近くにあった村を火山噴火で被災した村と過程し、溶岩を堰き止めたり、村の建物を改修している姿をNPCを使って表すことで、皆が協力し合って復興し命をつなげていく強い意志のようなものも表現しました。私たちが住む徳島県は南海トラフ地震での甚大な被害が予測されている地域です。今回のまちづくりの過程で出たアイディアや、防災に対する意識を大切な命をつなぐためにも活用していきたいと思います。