works 応募作品-2025年-

作品No. 5708
南関東ブロック まちづくり部門
作品名
たのしくあんぜんがほしょうされるまち
楽しく、安全が保障される街
チーム名
マイクラカルテット
マイクラquartetto
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チームの特徴

同じ小学校の四年生で結成したチームです。みんなマイクラが大好きで、たまに方向性の違いで喧嘩もするけれど、最終的にはみんな納得の上、進めることができました。

チームメンバー

4

ぼくたちの特に見て欲しいところは、それぞれの建物の中身まで細かく工夫して作ったところです。例えば、マンションの中は一部屋ずつ違うデザインにしたり、スーパーマーケットは倉庫や休憩スペースを作り、街のシンボルとして作った噴水には水道管を繋げたりして、リアルな街に近づけました。
もう一つは、災害の種類によっていろいろな場所に避難できるようにしました。
地震や洪水が起きた時には天空の街へ逃げられるようにして、地球の異常気象の際には地下に逃げられるようにシェルターを作りました。地下でも暮らせるように、畑を作ったり、動物を飼うスペースを作ったり、お店の焼肉製造機に繋げてお肉を食べられるようにしました。

ぼくたちは、新横浜にある鶴見川多目的遊水地のウォークイベントに参加しました。大雨のときに水をいったんためて流すしくみを学びました。水門やポンプのはたらきも見て、まちを守る工夫を知りました。学校の社会見学では宮ケ瀬ダムにも行き、大きなダムの役わりや水のたくわえ方を見学しました。家ではレジリエンスについて本やインターネットで調べました。さらにチームで話し合いをして、「ただ安全なだけでなく、復旧するときに人の心が元気になるような楽しい街にしよう」とコンセプトを決めました。みんなが笑顔になれる広場や遊び場、アクアリウムを作ることで、ふだんは楽しく、災害のときは心のよりどころになるように考えました。

コマンドブロックで天空の避難所に移動できるようにしたり、レッドストーン回路で自動ドアを作りました。
大きい建造物はコマンドを使って効率良く壁や屋根など、外装を作りました。

いつもの登校メンバーの一人がマイクラカップに誘い参加を決めました。夏休みまでは毎週火曜日放課後に集合し、顔を合わせてテーマについて意見を出し合いました。keynoteを使うことで資料を共有し、ワールド作りを進める中で困った時は振り返られるようにしました。テーマについて考えたあとは、模造紙に全体像を描き、みんなのイメージを確認しあいました。夏休み中は、オンラインでも出来るよう環境を整えて、LINEで通話をしながら、出来る時に出来る人が作業を進めました。年長者に助言をもらいながら、進捗確認を行い、各自困っているところの作業を手伝いました。マイクラ初心者もいたので、効率を上げるために、街と郊外チームに分かれて作業を進めました。完成が見えてきたところで、提出日を話し合い決定し、残りの日数を逆算しながら、集まった時に残りのタスクを確認して役割分担を行いました。

ぼくたちは、レジリエンスの意味を初めて知って、難しい言葉だなと最初思いました。実際に大きな災害にあった事はないし、イメージするのが大変でした。なので、過去に起きた災害を調べて知り、怖いなと感じたし、家族や友達、あたりまえに居る人たちのことをどうやったら守れるか?マイクラの世界だから表現できる事はないか?たくさん考えました。
とにかく強い街を作りたくて、洪水から守る塀や堀を作ることから始め、地震に強いコンクリートなどの素材も使いました。
そして災害が起きた時に街を復興するには、『人の心の復興』が大事だと思い、コミュニティルームでみんなが集まれる場所を作ったり、【楽しい】気持ちになる事を大切に考え、アスレチックやアクアリウム、花火、天空のウォータースライダー、公園を作りました。
ここは、ぼくたちが住みたい!と思う街を再現しました。