応募作品-2025年-

チームの特徴
1.多様性あふれるチーム体制 ・「みんながリーダー」:特定のリーダーを決めず、メンバー全員がそれぞれの得意なことを活かしてリードします。 ・「学校も年齢もバラバラ」:異なる学校や年齢のメンバーが集まることで、多様な視点や斬新なアイデアが生まれます。 2.抜群のチームワークと「明元素」 ・「仲良し」と「みんなで協力」がチームの土台です。お互いの意見を尊重し、助け合いながら、プロジェクトを進めます。 ・このチームの最大の強みが「明元素」です。 ・明るく、元気に:どんな困難にも前向きに取り組み、いつもポジティブな雰囲気で作業をします。 ・素直に:お互いの意見を素直に受け入れ、学び合う姿勢を大切にしています。 ・「声が大きい」のも、この「明元素」を体現している一つの特徴です。活発なコミュニケーションでチームの熱気を高め、全員が意見を出しやすい雰囲気を作り出します。 3.モチベーションを維持する工夫 ・「おやつ楽しい」「よく食べる」:作業の合間におやつ休憩を取ることで、リラックスして楽しく活動します。 ■このチームが持つ強み •柔軟性:リーダーを固定しないことで、それぞれの得意な作業に集中できます。 •創造性:年齢や学校の違いから、ユニークで斬新なアイデアが次々と生まれます。 •団結力:普段の仲の良さと「明元素」の精神が、本番での強力な協力体制を支えます。
チームメンバー
5名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

真ん中を司令塔・防災拠点として、4つのまちを春:津波・地震、夏:台風・雷、秋:土砂災害、冬:雪崩に備えた日本のまちを表しました。
宿泊施設、体育館、公園といった市民施設が、災害時にはシェルターや物資拠点、中央倉庫へと姿を変え、災害時と平時の両方で役立つ防災機能を持つ「デュアルユース(二重利用)」と、災害(雷、雪崩)をエネルギーに変えて「受け流す(いなす)」まちづくりで、SDGs目標7,11を実現し、自然と共存し持続可能な未来を目指します。
すべてのまちで娯楽施設を充実させたのは、揺らぐ心を和らげ、コミュニティを育み、災害時もなるべく普段の生活が送れる環境を整えたかったからです。
復興は人間の力が大切であると考え、観覧車のようにすべてのまちを結ぶ道と線路が人々の繋がりや輪を表現しています。これらは様々なコマンドを駆使しなければならず、何度も失敗を繰り返して完成に至りました。
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

1.枚方の災害対策
枚方市危機管理部を訪問し、市の対策を教えていただきました。市内小中学校や備蓄倉庫には食料・水・毛布・パーテーションなどがあり、定期的に訓練も行われています。緊急時には民間企業との連携が迅速にとれる仕組みもあることを学びました。
2. 海外の取り組みと最新技術
イタリアの防災プロジェクト「TKB48」を調査し、アイスシェルターや雷を利用した発電など海外の事例を学んだことからヒントを得て、作品テーマ「DFHW95」を考えつきました!
3. 災害復旧の課題
災害後の迅速な復旧には、インフラの規格統一や、作業方法の共有が不可欠ですが現状ではできていないという課題があることも分かりました。
ペットの避難先がなく、アレルギー問題から同伴避難が困難であることも大きな課題です。
今回の調査で、防災は単なる「備え」ではなく、解決すべき多くの課題を抱えた分野だと認識しました。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

私たちは制作の中で、メイクコードやレッドストーン、プログラミングに積極的に挑戦しました。
例えば、
・メイクコードやエージェントを使って、「置き換え」「中空」、「アウトライン」を利用して浮き輪、雪だるま、かぼちゃ、アイスシェルターを自動生成
・レッドストーン回路で氷製造を表現
・コマンドブロックでホテル内の移動テレポート
・ストラクチャーブロックで建物や線路を効率的に移設・増設
・コマンドブロックやレッドストーン回路で工夫して、必要なときだけ現れるバリケード
fillコマンドなども駆使してこれらの新しい仕組みに挑戦しました。
思い通りに動かすのは難しい部分もありましたが、調べながら試行錯誤を重ねることで、プログラミング的な思考や新しい技術を身につけることができました。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

私たちは最初に、全体的なスケジュールを考えて、毎月の目標を決めました。
まずは自分達で災害について調べてイタリアの災害対策を知りました。
市役所に自分たちでアポイントを取り、自分達の考えた質問を事前に防災課の方たちに送り、後日ご説明をいただきました。自分たちで考えた質問にもお答えいただけました。
その上で、ひらかたパークの観覧車をイメージに取り入れ、ワールドの設計図を模造紙に書き起こして計画を具体化しました。
活動の進め方としては、毎週月曜と木曜にオンライン会議を行い、月2回は対面で集まってリアル会議をしました。時間があるときは、個別に作業を進めました。
話し合いを重ねることで計画を調整しながら進めました。途中から2年生と6年生が加わり、新しい発想や工夫が生まれたことも大きな力となりました。
こうして調査や話し合いをもとに、柔軟に計画を進化させながら制作を進めました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

D:電気
ドローンが雷を集め、規格統一された高耐久のパイプライン「速光ライン」が、電気・ガス・水道・通信・水素ガス・アイスシェルターの冷気を寸断されることなくみんなへ届けます。
F:食料
畑での栽培と食料貯蔵庫。アイスシェルターの冷気と多様な輸送ルートで無駄なく確実に被災地へ届けます。
H:建物
津波が迫ればバリケードが立ち上がり、まちを守ります。充実した娯楽施設は人々に安心と復興への勇気を与え、助け合いコミュニティを育みます。
W:水 トイレ
浮き輪に雨水を集めて貯水槽に、雪崩をマグマで溶かして生活水へと役立てます。
47:日本全国春夏秋冬、それぞれの災害に備えた4つのまち
48:中央のまちを司令塔とし、チーム一丸となって48時間以内にみんなを助けます。
人々が助け合う確かな繋がりが、どんな困難にも立ち向かい、復興へと導く!
これがわたしたちのミッションDFHW95