応募作品-2025年-

チームの特徴
ベルギーのブリュッセルに住んでいる小学4年生です。たてもの部門に参加します。
チームメンバー
1名
作った建物の中で工夫したところはどこですか?

僕は、地震の時でも普段とあまり変わらない生活ができるように、自給自足の設備を備えた防災公園をつくりました。地震が起きても倒壊しないよう、公園内の建物は高さを低く、形をシンプルな四角形にしました。公園なので、普段は近くに住んでいる人の遊び場として利用できます。
電気や水を発電所や浄水場などの外部に頼らず、また、公園内で食料を作ることで、災害時でも日常に近い生活ができるように工夫しました。また、人が泊まる場所なので、心が安心できるように、公園内に木や花を植えたり、宿に本をおいたりしました。さらに、お年寄りや体が不自由な人も公園内を移動しやすいようにトロッコを設置しました。
また、公園内の施設の運営は、その施設担当のロボットが行っています。これにより、災害時での人手不足を解消でき、食料などの資源も節約できます。ロボット役のNPCは、親しみやすいようになるべく顔のあるロボットを選びました。
災害や防災、レジリエンスについてどのように調べましたか?

YouTubeや日本にいたときに住んでいた東京都の防災についてのサイトを見て調べました。調べた結果を学校の宿題の自主学習にまとめました。
レッドストーン回路やMakeCodeなど、
動きや仕組みや仕掛けに挑戦しましたか?

Make codeは、エージェント発電機のエージェントを動かすために使いました。
レッドストーン回路は、病院や備蓄・充電ステーションの振動発電機や、エージェント発電機から作った電気をトイレの照明につなげるために使いました。
コマンドは、病院のスタッフが患者さんに薬を渡す仕掛けにgiveコマンドを使い、地図ゲートで高台に、高台から元の場所に戻るのや、宿のエレベーターの仕掛けにテレポートコマンドを使いました。さらに、宿は3つ手作業で作るのは大変だったので、ストラクチャーブロックを使ってコピーしました。避難所PARKの入り口のロボットもストラクチャーブロックを使ってコピーしました。
スケジュールや作っていく計画を立てましたか?

7月中に作品作りを終わらせて8月から説明文作りに取り掛かれるようにしました。
スケジュールは立てましたが、学校の宿題もあったので、作る時間をとるのが難しく、スケジュールどおりにはできず、結果的にスケジュールは関係なくなっていました。最初は地震の影響を受けないように建物を浮かそうとレッドストーンなどを使って再現しようと頑張りましたが、うまくいかないことも多く、何回も試行錯誤していたので、つくる建物が何回か変わってしまい、大変でした。この避難所PARKを作ることに決まっておちついたときに、この避難所の設計図とアイデアを自由帳に書きました。
ワールドで表現した防災技術・レジリエンスは何ですか?

作品で表現したレジリエンスは、自給自足です。
ぼくは、災害時にも自給自足で普段とあまり変わらないような生活をできれば、立ち直るのも少しは簡単になるのではないかと考えました。そのために、公園の中に自給自足のための施設や、災害に備えた施設をつくりました。
①ロボットの充電と食料をためる備蓄 充電ステーション
②けがや病気の人を治療するための病院
③皆が泊まるための宿
④温室畑
⑤食堂
⑥ニワトリと牛を飼育している小さい農場
⑦建物全部に電気を届けるエージェント発電機
⑧トイレ
⑨公園内の移動を楽にするためのトロッコの線路と駅
⑩食堂が壊れてしまった時のためのバーベキュー場
⑪ホッとするための花、木ゾーン
⑫避難生活でも子どもが遊ぶための遊具エリア
⑬避難生活でも運動不足にならないための運動場
⑭水を補給するための池
⑮展望台に一瞬でワープできる地図ゲート