応募作品-2025年-

チームの特徴
本気でマインクラフトでのまちづくりをしたい人たちが集まって結成したチームです。
チームメンバー
5名

Minecraftカップ「まちづくり部門」では、防災避難ビルを港エリアに配置することを主な設計のポイントにしました。港は災害時に救援活動の拠点となりやすいため、避難ビルをそこに設けることで、迅速な避難を可能にし、避難経路の短縮を図りました。またその港は入り江が狭い内湾なので、津波の心配が少ないです。緊急時に迅速に対応できるようにしました。設計で特に苦労したのは、避難経路のシミュレーションをMinecraft内で再現し、実際にどう避難が行えるかを考えることでした。避難時の混乱を避けるために、動線の最適化や、建物の耐久性も重視しました。さらに、地域住民との連携を考慮し、安全で機能的な都市づくりに取り組みました。最終的には、災害に強く、誰もが安心して暮らせる町を作り上げることができ、防災の重要性について深く学びました。この経験は、実際の防災都市づくりに対する理解を深める貴重な機会となりました。

まず、「レジリエンス」の意味について調べ、災害に強く回復力のある町づくりを目指しました。作品作成時には「防災避難ビル」の設計や避難経路についても調査し、ネット記事や防災専門書を参考にしました。災害時の建物耐久性や避難経路の設計方法を学び、YouTubeで防災シミュレーション動画を視聴し、実際の避難所運営や災害対応を確認しました。
さらに、近所の新築の近代的な家を見学し、建物のデザインや耐震構造を観察しました。これにより、現代的な建築技術をMinecraft内で再現する際の参考にしました。Minecraftカップの過去の作品も参考にし、他のユーザーのアイデアを取り入れました。
加えて、国土交通省の資料を調べ、道路幅や歩道の設計基準を理解し、災害時の円滑な避難経路を考慮しました。こうした調査を通じて、現実的で機能的な町づくりを実現することができました。

作品作成中、プログラミングやレッドストーン回路に挑戦しました。特にMakeCodeを使い、整地やビルの骨格作成に取り組みました。最初はMakeCodeに慣れるのに時間がかかりましたが、ブロックベースのプログラミングで効率的に土地を整地し、ビルの骨組みを自動構築する方法を学びました。例えば、ビルの柱や外壁の位置を座標設定で自動配置しました。レッドストーン回路では、自動扉や開閉式壁などの仕掛けを作成し、建築物に動きとインタラクションを加えることができました。MakeCodeとレッドストーンを組み合わせることで、建築の効率化と動作の自動化が実現し、よりスムーズに作品を完成させることができました。このプロセスを通じて、プログラミングや自動化の重要性を実感し、創造的な解決策を見つける楽しさを感じました。

作品制作を始めるにあたり、まずスケジュールと全体のコンセプトを決めました。テーマとして「防災」を設定し、避難経路や防災施設の配置からスタートしました。まず、大まかな街のレイアウトを考え、重要な施設を中心に配置しました。次に、それぞれの建物やエリアごとのデザインを進め、街全体のバランスを見ながら少しずつ細かい部分に手を加えていきました。
計画を立てる際、特に重視したのは、機能性と現実的な動線です。防災をテーマにしているので、避難経路の幅や配置を慎重に決め、どの建物も避難がしやすいようにしました。また、避難経路をシミュレーションし、問題があれば修正していくという流れで進めました。
さらに、途中で完成度を確認するために定期的に全体を見直し、必要に応じて再設計や調整を行いました。最終的には、全体のバランスが取れた街を作り上げることができ、段階的に進めることで効率よく作品を完成させました。

作品のテーマは「防災」を中心に、災害時に備えた街づくりを意識して表現しました。ワールド内では、まず避難所や防災避難ビルを目立つ場所に配置し、防災の重要性を強調しました。避難所には、必要な設備を整えた場所を設け、安全で効率的な避難経路を考慮してデザインしました。また、各建物やエリアをつなぐ道路や橋は、災害時に迅速に避難できる動線を意識して配置し、信号がなくても街のすべての区域にスムーズに移動できるようにしました。道路幅を広く取ることで、混雑を避け、効率的に避難できるように工夫しました。さらに、高層ビルや建物の耐震性も考慮し、地震に強い構造を持たせるようデザインしました。その他にも、緊急時にすぐに使用できる設備や案内板を随所に設置し、視覚的にも避難や防災意識を高めるよう配慮しました。これらの要素を通じて、災害に強い街づくりというテーマをしっかりと表現し、現実的かつ機能的な街を目指しました。