works 応募作品-2025年-

作品No. 6978
東京ブロック たてもの部門
作品名
ぼうさいきょてんあくあどーむつなみとこうずいをせいするさんそうぼうぎょびる
防災拠点『アクアドーム』:津波と洪水を制する三層防御ビル
チーム名
チームスマートジュク
Team Smart JUKU
メイン画像
チームの特徴

マイクラとプログラミング大好き!男子二人組で挑戦します。

チームメンバー

2

作った建物の中で工夫したところはどこですか?

作った建物の中で工夫したところはどこですか?

私たちは「アクアドーム」という特別なビルを作りました。火山のすべりや津波が来て、島からにげられないときでも、3か月間みんなが安全にくらせるように考えました。
このビルには3つの守りがあります。1階は大きな空間で、水の力をにがします。地下には水をためるタンクがあり、きれいにしてまた使えます。屋上にはドームのひなん所があり、そこで食べ物を育てたり電気を作ったりして長く生活できます。
ふだんはカフェや図書室があり、みんなが集まる楽しい場所になります。もしものときは、すぐに安心してひなんできる場所になる、そんな未来の防災ビルです。

災害や防災、レジリエンスについてどのように調べましたか?

災害や防災、レジリエンスについてどのように調べましたか?

私たちは、レジリエンスについて知るために、GoogleやGeminiを使って「津波に強い建物」や「洪水対策」などを調べました。そして見つけたことをワークシートにまとめ、どんな工夫が役立つのかを話し合いました。たとえば、Shunichiは「建物の屋上を平らにするより、半球のドーム型にした方が津波に強い」ということを発見しました。これは、波の力を上手に分けて逃がすことができるからです。また、Yotaは「洪水のときに地上の水を地下にためるタンクを作り、ろ過してきれいにすれば再利用できる」という方法を見つけました。これなら、洪水を防ぐだけでなく、生活に必要な水を確保することもできます。また、Teacher Hidekiのレッスンで「1階を柱だけの大きな空間にして、波の力を弱める建築の仕組み」を学びました。

レッドストーン回路やMakeCodeなど、
動きや仕組みや仕掛けに挑戦しましたか?

レッドストーン回路やMakeCodeなど、動きや仕組みや仕掛けに挑戦しましたか?

屋上のドームの形がむずかしかったので、Pythonというプログラミングで数字を計算しながら、なめらかな形を作りました。また、広い床や長い壁などのかんたんな作業は、ゲームの「/fillコマンド」を使って一気に仕上げました。こうすることで、時間を大きく短縮できました。
さらに、カフェのいすや図書館の本棚など、同じものをたくさん並べるときには「くり返し」のプログラムを使いました。自動で置いてくれるので、とても便利でした。エレベーターでは回路を使って信号の流れをコントロールすることでボタンひとつで上下に移動出来るようにしました。地下水路では、マグマブロック、トラップドア、ソウルサンドを組み合わせ、津波や地上から流れた水を上手くろ過し建物の上に水を持ち上げる装置を作りました。このように、難しいところはプログラム、簡単なところはコマンドと、作るものに合わせて工夫しながら、大きな建物を完成させました。

スケジュールや作っていく計画を立てましたか?

スケジュールや作っていく計画を立てましたか?

私たちは、この大きな建物をつくるために、まず計画を立てて、みんなで役わりとスケジュールを決めました。毎日できたことを報告し、問題があればチームで話し合って直しました。
1日目は、津波や洪水などの災害について調査し、MakeCodeのブロックとPython、そしてコマンドを使った建築の基本を学びました。その知識を元に、津波の力を受け流すピ-ロティ構造の土台や建物の骨組みを、チームで協力して作成しました。
2日目は、建物の2階部分の内装を中心に建築を進めました。カフェや図書館といった快適な空間作りに加え、エレベーターなどの設備開発にも挑戦し、チームで協力しながら作業を進めました。
3日目は、建物の外装や地下の貯水システムなど、残りの部分をすべて完成させました。そして、3日間の成果をまとめたスライドを作成し、マイクラカップに向けた最終プレゼンテーションを行いました。

ワールドで表現した防災技術・レジリエンスは何ですか?

ワールドで表現した防災技術・レジリエンスは何ですか?

私たちがこの作品で表現した防災とレジリエンスは、「日常ともしもの時をつなげる建物」です。ふだんはカフェや水そう、図書館などがあって、地域の人が自然に集まれる場所になります。つまり、ただの避難所ではなく、毎日から親しまれることで、いざ災害が起きたときにも安心して人が集まれるのです。
さらに災害のときには、津波・洪水・大規模な水害にそなえた三つの守りがはたらきます。水の力をにがす1階、洪水を地下にためるタンク、屋上のドーム型シェルターです。ここでは長く生活できるように、食べ物やエネルギーも自分たちでまかなえるようにしました。
このように、わたしたちの作品は「ふだんも楽しく」「災害のときも安全に」過ごせる建物として、防災とレジリエンスを表しています。