works 応募作品-2025年-

作品No. 7023
近畿ブロック まちづくり部門
作品名
ウォールマナビノハンチカノボウサイトシ
ウォールマナビノ 半地下の防災都市
チーム名
まなびの
マナビノ
メイン画像
チームの特徴

京都市にある小学生~高校生対象のフリースクールです。今回は小学4年生から高校生までが協力してはじめての作品作りにとりくみました。

チームメンバー

5

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

私たちの作品は、街全体のスケール感と雄大さが最大の見どころです。町全体が一つの大きな世界になるように、スケール感や雰囲気づくりにこだわりました。
制作で苦労したのは、壁の設置や道路づくりなどの基盤整備、そして半地下構造を作るための大量の地面掘りです。さらに、エレベーターの設置や地下食品保存庫、広いガレージを病院に作り替える作業なども挑戦的に行いました。
工夫した点としては、まずおしゃれな家や猫カフェで街の雰囲気を楽しく演出しました。さらに、エレベーターの動きをリアルに見えるように調整したり、食料搬入用の地下通路を作ったりしました。街の中心にはセントラルタワーを建設し、行政の中心(国会など)として機能させることで、街全体が一体感を持つように工夫しました。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

今回の作品では、「未曾有の災害から人類の命を守れ!〜レジリエンスを備えたまちづくり〜」をテーマに、防災や安全性を重視した街をデザインしました。インターネットで災害に強い街や建物の構造を調べ、円形の壁や地下通路、エレベーターを取り入れて工夫しました。また、電車の導入によって避難や物資の運搬も考慮しました。書籍『ぼうさい絵本』からは避難場所や備蓄の重要性を学び、地下に保存庫を設置しました。さらに『マインクラフト コマンドで遊び尽くす本』を参考に、エレベーターや自動ドアをコマンドで作成し、災害時でも使いやすい仕組みにしました。ネットと本を活用し、安心して暮らせる街づくりを目指しました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

今回の作品では、街のシンボルとなる動くエレベーターを作ることに挑戦しました。ただ見た目を作るのではなく、本当に動く仕組みを目指して、何度も実験を重ねました。まずは、どうすれば上や下に動かせるかを本やインターネットで調べ、少しずつ仕組みを理解しました。ボタンを押すと動き出すように工夫し、止まったときの動きやタイミングも調整しました。うまく動かないときは何度も作り直しましたが、そのたびに少しずつコツがわかってきました。また、たくさんの人が乗って移動できるように、大きく作りました。完成したときはとても嬉しく、自分で考えて作る楽しさや達成感を感じました。

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

私たちは、年間テーマとして「防災」を設定し、今回の大会テーマ「未曾有の災害から人類の命を守れ!」に合わせて、「災害に強いまち」を目指しました。まず、発案者を中心に街を守るためのアイデアを出し合い、避難所や食料備蓄、守る壁の位置など、防災に必要な要素を計画しました。また、「防災キャンプ」や「避難場所での宿泊体験」を通じて、実際の災害時に必要なことを学び、作品づくりに活かしました。計画が固まると、住宅エリア、商業エリア、インフラなどを担当ごとに分担し、各チームが責任を持って制作しました。特に、街を守る象徴となる城壁の制作は全員で協力して進め、巨大な円形の壁を完成させました。この共同作業を通じて、チーム全体の一体感と街の統一感が生まれました。防災の学びと協力によって、災害から守る強い街を形にすることができました。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

今回の作品では、「未曾有の災害から人類の命を守れ!〜レジリエンスを備えたまちづくり〜」というテーマを、リアルな街のスケール感で表現しました。まず、街全体を巨大な丸い壁で囲み、外部からの災害を防ぐ安全な空間を作りました。中心部は半地下構造にし、台風や地震などから身を守る避難エリアとして機能します。生活基盤として、食糧自給のための農地や家畜エリアを整備し、災害時にも食料を確保できる仕組みを構築しました。さらに、上下水道や道路、エレベーター、地下通路などのインフラを整え、物資搬入や避難経路を確保しました。住みやすい住宅や集合住宅も設け、安心して生活できる空間を提供。加えて、猫カフェや公園などの娯楽施設も設置し、コミュニティが育つ街を作り上げました。これらの要素を通じて、「守る」「備える」「暮らす」「楽しむ」を街全体に散りばめ、災害に強く、心豊かな暮らしを守る未来の街を表現しました。