works 応募作品-2025年-

作品No. 7063
北関東信州ブロック まちづくり部門
作品名
わーるどぼーだー
ワールドボーダー
チーム名
しんしゅうフレンド
しんしゅうフレンド
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チームの特徴

信州大学教育学部三和研究室が開催している信大マイクラのメンバーで参加しています。 お互いに顔も名前も知らない,学年や学校もバラバラなメンバーが,週に2日マイクラ上で集まって一緒に遊んでいます。 昨年のマイクラカップで一部のメンバーは初めて顔を合わせて一緒に発表をしました。新しいメンバーも加わり,マイクラカップの予選を突破できれば,地区大会で再びメンバーが出会えるかも!?

チームメンバー

5

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

注目をしてほしいところは海の神様のポセイドンです。海に浮かぶマップを使っているので,海の神様を作成しました。建物を作るだけではなく,ポセイドンのようなシンボルを中心にワールドを作りました。また,災害のときに逃げたりする人の行動を考えて,ワールドの中に表現しました。慌てて逃げる様子の人をNPCでつくり,災害の恐ろしさや,災害の際に気をつけないといけないことを考えることができるようにしました。大変だったところは,プログラミングです。プログラミングが得意な人だけでなく,苦手な人もプログラミングに挑戦して,試行錯誤しながら作りました。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

災害について,まずは本やインターネットを使って調べました。そして,横浜国立大学や筑波大学の先生からオンラインで災害レジリエンスについて教えてもらいました。また,みんなで「安全・安心」を表現した建築を作ったあとに,哲学対話という身近なギモンについて対話を通して考える取り組みで「安全・安心ってなんだろう?」という問いについて,他の信大マイクラのメンバーや大学生,大学の先生と一緒にマインクラフト上で考えました。その時には,建物の強さなどの物理的な「安全・安心」や,心が豊かなど精神的な「安全・安心」があることを考え,建築にいかしました。さらに,他のマイクラチームと一緒に,防災について考えながら建築をして意見交流をしたりしました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

代表的な災害の一例である「地震」の対策を考えるとき,実際におきたほうがリアルという考えで,Makecodeやコマンドブロックを活用して地震活動が活発に起きている状態を作りました。また,災害のときに人がどのような行動をするのかを考えることが,防災において大事だと考えました。そこで,地震などの災害が起きているときに,人がどういった行動をするのかを考えながら,NPCのセリフを考え,NPCが話すような仕組みも作りました。また,災害で壊れてしまった建物をすぐに修復するようなプログラムも作り,災害が起きてもすぐに復旧できるようにして,災害レジリエンスを備えた街を実現しました。

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

オンラインだけで交流をしている,学校も学年もバラバラなメンバーで集まっているので,スケジュールの管理に苦労をしました。集まれる時間も限られていたので,zoomやチャット機能を活用して会話をしたりして,みんなで話し合って役割りを分担して進めました。みんなで話し合っているときは,その人なりのできることを考えて,得意なことをいかしてやれることを増やしていきました。やり取りにはTeamsを活用して,情報交換や意見交換,データの共有などをしました。また,情報共有のためにマイクラのブラックボードや看板などを活用し,伝言を残したりしました。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

大学の先生から災害に「備える」,「耐える」,「回復する」,「より強くする」ことが大切だと聞きました。まず「備える」ために,食料の保存庫や警察,病院,地震対策本部など必要な施設を作りました。そして,災害から「耐える」ために,地震などに強い建物をイメージして作りました。また,島のワールドなので津波から避難できるように高い建築も作りました。「回復する」ために,コマンドでいち早く復興できるようにしました。また,交通手段が途絶えても自分たちで生活できるように,食料の生産もできるようにしています。「より強く」するために,地震対策本部を設置して,復興の後の対策を考えることができるようにしました。さらに,ワールドの中に実際に地震を起こし,人はどのように行動をするかを考えながら世界を作りました。次の災害に備えてより安全に避難できるように,人の思考や行動についてもよく考えた点も「より強く」するポイントです。