works 応募作品-2025年-

作品No. 7164
南九州ブロック たてもの部門
作品名
ぼくのぼうさいたうんいきてそだててみらいをつくる
僕の防災タウン ~生きて、育てて、未来を作る~
チーム名
たいちゃんねる
たいちゃんねる
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チームの特徴

プログラミング教室マリオネットからの参加、 6年生1人です。

チームメンバー

1

作った建物の中で工夫したところはどこですか?

作った建物の中で工夫したところはどこですか?

僕が作りたかったのは、ストレスなく安心して過ごせる地下シェルターです。
 まず、付近の家を基準に収容総定数を決めました。116宅×家族4人(老夫婦世帯や6人家族、2世帯も考えての平均人数4人)=464人(500人収容可能)これに合わせ、部屋85部屋、ベッド、風呂、食堂食卓、トイレ等プライバシーを考えて生活に必要な物を、必要数作りました。(座標-340、-17、371/-372、-44、398)
 次に生きるのに必要な物を作りました。調理場、ガラス張りにした浄水システム(-402、-58、418)、ゴミ焼却炉(-402、-59、409)、空気循環装置などです。地下設備なので、ダクトの下に空気を吸込む装置と空気を押出す装置を置き、建物内に外から吸い込んできた空気(酸素)を循環させ、二酸化炭素を外に排出するしくみを作りました。他にも楽しい時間が過ごせるよう、資料館や子供の遊び場も作りました。

災害や防災、レジリエンスについてどのように調べましたか?

災害や防災、レジリエンスについてどのように調べましたか?

地震を選んだのは、2歳の頃に熊本地震を体験したからです。身近なものに感じて、まずは両親や祖父母に当時の話を聞きました。何に困ったか、何が欲しかったか、聞いたものはマイクラノートを作りメモしていきました。また、知らない言葉や難しい言葉、耐震構造や設備のしくみはネットやYouTubeで調べました。その時知った「免震」が特に気になったので、プログラミングの先生にも相談して「スライムで建物の周りを囲む」アイディアを思いつきました。また、お父さんが設備屋さんなので、ダクトがどう繋がってどういう働きをするのか聞き、実際に換気扇とダクトの中を見せてもらいました。次に実際に地震体験ができる熊本市広域防災センターに行き、震度2~7までの揺れを体験しました。担当職員さんに災害に必要な備えや避難について、話を聞くことができ、とても勉強になりました。

レッドストーン回路やMakeCodeなど、
動きや仕組みや仕掛けに挑戦しましたか?

レッドストーン回路やMakeCodeなど、動きや仕組みや仕掛けに挑戦しましたか?

僕は今まで回路やcode、エージェント等を使ったことがありませんでした。この大会には絶対必要と聞き、苦手だけど挑戦しました。「作る、運ぶ、収納する」の流れを考え、農場で作物ができるとレッドストーン回路で水流式収穫、エージェントが苗を植えます。収穫物はパワードレール、ホッパー付トロッコで倉庫に運び、チェストに保管されます。自動防具装着装置は感圧番とディスペンサーを使い、一瞬で防護ヘルメットが装着できます。工場エリア(-404、-61、403)で作った服はホッパーの上に置くと隣の倉庫に収められます。
指令室(-413、-59、419)には音符ブロックサイレン、ビーコンのレーザーライト避難装置(-412、-50、390)があります。
日照センサーとレッドストーンで昼夜問わず電気がつく照明(-423、-30、387)も作りました。

スケジュールや作っていく計画を立てましたか?

スケジュールや作っていく計画を立てましたか?

僕は計画を立てることや、予定通り進めるのが苦手です。夏休み中は、昼はプログラミング教室で先生と、夜やおやすみの日は家で作業をしました。宿題との両立にも苦労しました。色々作り過ぎたかな、とも思いますが「生きていくのに必要な物」と考えると、次から次へ作りたいものが増えて、妥協したくなかったです。作るのを忘れないようにするため、作りたいもの一覧を作り、設備の名前と座標、特徴と動作確認のチェック欄、完成日欄を作って埋めていき、作り漏れ、確認漏れが無いようにしました。最初は思いつくままに作ってしまったので、中で迷子になりそうになり、途中で先生と設計図を作りました。ここは最初に作っておくべきだったなと反省しています。

ワールドで表現した防災技術・レジリエンスは何ですか?

ワールドで表現した防災技術・レジリエンスは何ですか?

 免震を利用したいと思って考えたのが、スライムで建物全体を囲むことです
• スライムブロックは弾力性がある→現実でいう「免震ゴム」の役割、揺れをやわらげる
• ぐるっと建物を囲む→周囲全体にクッション材を置くイメージ。地盤からの振動を受けても、スライムがエネルギーを吸収
 次にいざという時に避難指示やSOS信号を出す指令室を作りました。音符ブロックでサイレンが鳴り(-413、-59、419)、レバーを引くと空高くレーザーライトを照射できます。熊本地震は夜中に起こり、避難が大変だったそうです。災害時にレーザーを照射すると避難する際の目印となり、シェルターへの避難がスムーズに行えるようになります。僕はレジリエンス=衣食住揃い、心と体が元気な時に初めて起こる力だと思います。家畜エリアで新鮮な魚肉を、工場エリアでは衣類が作られ、豊かな生活を送ることで立ち上がるパワーが湧いてくると思います