応募作品-2025年-

チームの特徴
中学1年生と2年生の2人で活動しているマインクラフトチームです。 チーム名は「真心満天堂(まごころまんてんどう)」。 「一つひとつの建築に心を込める」「本気で世界を作り上げる」という思いが込められています。 2人の個性が合わさることで、丁寧でこだわり抜いた建築を得意とする、本格派のスタイルを築いています。 昭和レトロな世界観にもぴったりのチームで、大人っぽく渋い雰囲気が特徴です 「職人魂」で挑む中学生クラフターズです。
チームメンバー
2名

私たちの作品「ダルシャンみなと横丁」の「ダルシャン」は、
僕たちが集まるコミュニティーの名前です。
この名前にしたのは、作品をもっと身近に感じてもらいたいと思ったからです。
作品で一番見てほしいところは、災害に強い港町の仕組みです。
町の中心には、昭和レトロな雰囲気の駄菓子屋を作り、
子どもたちが集まって楽しめる“居場所”にしました。
防災のために海沿いのテトラポットには特にこだわりました。
どんな津波が来ても被害を少なくできるように、
形や置き方を工夫して強くて入り組んだ作りにしています。
さらに、避難道や防波堤、電車のルートも考えて、
災害の前も、起きた時も、そしてその後も安心して暮らせる町を目指しました。
この町には、「なつかしさ」と「安心感」のどちらも感じられる工夫がたくさんあります。

僕たちは、日進市のまちテラスへ実際に見学に行き、
災害のときにどうすれば安全に過ごせるかを学びました。
そこでは、遊具や暑さ対策、食べ物の備えなどを見ながら、
非常時にどう対応すればいいかを考えることができました。
海や川、港のまわりの地形を実際に見て歩き、
災害対策に必要な知識を深めるために、地形の特徴をしっかり研究しました。
さらに、夏の旅行先やイベントで見た建物や町並みからもたくさんのヒントをもらい、
今回の作品づくりにたくさんのアイデアを生かしています。

船の出入りや避難先をわかりやすく示す目印として、
レッドストーンを使った灯台を制作しました。
レッドストーンを使った理由は、誰が見てもすぐにわかる光のサインを実現するためです。
自動で点滅する明かりにすることで、船の航行時や災害時にも役立つ、安全な避難と情報伝達の仕組みを作りました。
また、複雑な回路ではなく、シンプルで壊れにくい設計にしたため、
停電や混乱時でもしっかり機能するよう工夫しています。
さらに、道路や住宅街を効率よく整備するため、
地形を素早く平らにするコードを活用しました。
これで、基盤づくりの時間を大きく減らし、防災設計や建築の質を高めることができました。
レッドストーンの工夫とプログラミングを活かして、
「見てすぐに安心できる街づくり」を目指しました。

制作を進めるにあたり、計画性とチームワークをとても大切にしました。
まず、合宿を行って全員で意見を出し合い、まちづくりの方針を決めました。
そのときはプレゼンテーション形式でアイデアを発表し合い、
お互いの考えを深く理解することで、より良いアイデアを形にすることができました。
制作期間中は、ディスコードやボイスチャットを使って情報を共有し、
進捗や課題を常に確認しながら進めました。
二人で役割を分担しながらも助け合い、効率よく作業を進めることができました。

“防災”と“安心”をテーマにした、昭和レトロな港町をマイクラで表現しました。
海沿いには強い防波堤やテトラポットを設置し、津波に備えて形や組み方を何度も試行錯誤しました。
さらに、避難道や高台を整備し、いざという時でも安全に避難できる仕組みを作っています。
また、港からは食料や物資を運ぶルートを確保し、災害時でも生活を支えるインフラを再現しました。
駄菓子屋やコンビニ、飲食店を配置し、懐かしい昭和の雰囲気と、安心して過ごせる日常を両立させています。
「心が安らぐ街でありながら、強く人を守る町」
それが、僕たちの思いを込めた「ダルシャンみなと横丁」です。