応募作品-2025年-

チームの特徴
突っ込みが多い面白いチームです。 やるときはやるチームです。
チームメンバー
2名

注目してほしい点は、町全体を免震構造の上に作ることで、地震のセカンダリー波から町全体を守れるようにしたことです。また、地震で免震構造が揺れることにより発電し、その電力で防波堤が高く上がる(地面から伸びてくる)ようにし、津波から町を守るようにしました。地震が発生したときだけ、そのエネルギーで発電するので、普段は充電しておく必要がなく、また、普段は防波堤が下がっているので、きれいな海の景色を眺めることができます。
苦労した点は、免震構造の黒いゴムを町全体に敷き詰めるのが大変でした。最初は手作業でやっていましたが、途中からMakeCodeを使い効率的に作りました。
工夫したところは、防波堤をコマンドブロックで作った点です。約50個のコマンドブロックを使いました。1個1個コマンドを入れていくのが大変でしたが、これにより、きれいな海の景色と、津波が来た時に一瞬で防波堤を上げることを両立しました。

インターネットで地震対策や津波対策などをいろいろ調べました。
地震対策としては、免震構造が有効だと知りましたが、現在の免震構造は建物ごとに設置しているようでしたので、僕たちは、この仕組みを町の地面全体に埋め込むことを考えました。これにより、自分の家も、隣の家も、町全体が壊れずにすむようになると思っています。
また、津波から守るための仕組みを調べているうちに、大林組の直立浮上式防波堤(空気を送り込んで防波堤を持ち上げる)を知りました。僕たちのアイデアでは、地震のエネルギーで発電し、また、地震の規模に合わせて発電量が変わるので、防波堤が伸びる長さも変えることができる(必要以上には伸ばさない)ことと、普段は充電しておく(防波堤を持ち上げる準備をしておく)必要がないようになっています。

地震の時だけ防波堤を動かす仕組みのところで、約50個のコマンドブロックとレッドストーン回路を使いました。リピーターなどのブロックを使い、コマンドが確実に動くようにしました。また、ホテルのエレベーターの動作にもレッドストーンを使いました。
MakeCodeとしては、町全体を免震構造にするためのゴムを地面に大量に敷き詰める際に、MakeCodeで自動処理しました。
町の中につくった培養肉の加工工場でも、レッドストーンブロックを使いました。いろいろなブロックを試す中で、レッドストーンが最も鮮やかで、見た目にも良いなと思ったので使いました。

まず、5月から地震や津波などの災害から人々のいのちを守るために、町に絶対必要なものを考えるところから始めました。より効果的な免震構造や防波堤などの仕組み(アイデア)を自分たちで考え、それをもとに町の大まかな設計図を描きました。次に、町に作りたい建物などを「作るものリスト」に書き出しました。作り終わったものにはチェックマークをつけてどこまで終わったのかすぐにわかるようにしました。また、「制作計画表」をつくって、日付とやることと振り返り、できたこと、反省などを、町づくりをしたときは毎回書くようにしました。チームメンバーとも計画の見直しやふりかえりをして、協力して制作をすすめるようにしました。

地震のセカンダリー波から災害から町や人を守るために、免震構造のうえに町をつくりました。また、津波からも守るために、地震の揺れから発電して防波堤が地面から出てくるような仕組みを考えました。
また、大地震の発生時にはお店が何日間も閉まり、道路交通もストップしてしまうことから、町の中に培養肉の加工工場を作り、普段は全国に販売し、地震で町が孤立したときはしばらくの間、町の人々が培養肉を食べて過ごせるようにしました。