応募作品-2025年-

チームの特徴
nestonからの参加です。昨年は二人で挑戦しましたが今回は一人で挑戦します。
チームメンバー
1名
作った建物の中で工夫したところはどこですか?

最も注目してほしいところは、地下にある脱出用の船です。とても頑丈な作りになっていて、災害時には、津波なども楽々と乗り越え、たくさんの人を乗せて安全なところまで避難できます。
苦労した点の1つ目は、脱出用の船でみんなが一度に脱出できるよう、船をかなり大きく作ったことと、その大きな船が通るための通路も広く作らなければならなかったので、完成までにかなりの時間がかかりました。
2つ目の苦労は、大雨、洪水などのときに地上の水を排水するための放水路です。これも地下にとても大きな穴を掘らないといけなかったので、その構造を考え、作るのが大変でした。また実物のイメージに近づけるため、何回も写真と見比べて、その構造などを確認するとともに、素材も実物に近いものを探すなど、時間がかかりました。
災害や防災、レジリエンスについてどのように調べましたか?

放水路について調べるため、インターネットで、放水路の写真や構造などをたくさん確認しました。特に参考となったのが、首都圏外郭放水路です。とても大きな構造をしており、仕組みも分かりやすかったので、これを参考に放水路を作りました。
また、避難時にみんながしばらく生活をする仮設住宅についてもいろいろと調べました。仮設住宅はどれも質素で、変わり映えのしないものばかりでした。自分がそこでしばらく生活をすることを考えると、もう少しオシャレで、気分のアガる部屋がいいと思ったので、普段は観光客用のホテルとして、災害時には仮設住宅の代わりになる宿泊施設を作りました。
レッドストーン回路やMakeCodeなど、
動きや仕組みや仕掛けに挑戦しましたか?

大きなショッピングモールを作りたくて、最初は手作業で作っていたのですが、作業が大変なので、途中から、建物の壁を作るのにコマンドを使い、効率的に作ることとしました。
また、地下の放水路を作るためには、大きな空間を掘らないといけないので、そこでもMake Codeを活用しました。
あと、ホテルは災害時には仮設住宅替わりになるので、その床を少しでも華やかにしたいと思い、レッドストーンを使ってキレイな床模様を作りました。
スケジュールや作っていく計画を立てましたか?

6月ぐらいから作品作りを始めました。
まずは、作品全体としてどういったものを作っていきたいかを考え、作りたいものを、どの順番で、いつ作っていくかの計画を立てました。
途中、作品作りが計画どおりに進まない時もありましたが、そのときは、計画していた日以外の日も作業をして、なんとか計画に追いつくようにし、8月上旬には作品作りが完成しました。
お盆明けからは、作品応募のための文章や画像を作りはじめ、無事、応募〆切日までに作品応募の手続きを完了しました。
ワールドで表現した防災技術・レジリエンスは何ですか?

僕は、作品テーマの「未曽有の災害から人類の命を守れ」のうち津波に重点を置いて作品を作りました。初めに、津波に打ち勝つにはどうすればいいか、アイデアをたくさん出しました。津波に打ち勝つには、津波が来ない高さで、人々がスムーズに避難できる必要があると思いました。そのため、海面から高くて、普段使いもできる施設がいいと思いました。普段使いできる施設として真っ先に思いついたのはショッピングモールでした。よく行く建物だと、災害時にも慌てずに避難できると考えました。このショッピングモールをベースにし、その中に脱出用の船や船着き場、放水路などを作りました。作ってみるとかなり大変でしたが、細部までこだわることで、よりリアル感が出たり、達成感があったので、やはり作ってよかったなと思いました。