第6回 Minecraftカップ

第6回Minecraftカップ まちづくり部門地区大会 北陸ブロックレポート

10月27日に「イオンモール高岡」にて、第6回Minecraftカップ まちづくり部門地区大会 北陸ブロックを開催しました!

 

北陸ブロックは、富山県、石川県、福井県の子どもたちが対象です。合計で16チームが発表を行いました。

会場の司会は、竹内めいさん(大仏兄弟株式会社)でした。発表する子どもたちの緊張をほぐすような声掛けをしていただき、発表しやすい雰囲気を作ってくださいました!

 

審査は、淺井純平さん(三四五建築研究所) 、小澤広直さん(長岡工業高等専門学校)、新井弓翔さん(さいたま市立上小小学校) の3名に担当いただきました。

 

淺井さんは、富山市水橋地区に再来年開校される「義務教育学校 水橋学園」の設計者です。昨年度、富山市役所とMinecraftカップが開催した「水橋学園 景観まちづくりワークショップ」に講師として参加いただき、新たに学校に通いはじめる水橋地区の小学生とともに、水橋学園の設計デザインについてMinecraftを活用して一緒に考えていただきました。

小澤さんは、長岡工業高等専門学校の助教で、都市計画やまちづくりが専門です。今回、初めてMinecraftカップの審査員としてご参加いただきました。小澤さんの専門領域の知見を子どもたちの作品に当てはめてコメントいただき、まちづくりのプロフェッショナルからの言葉に子どもたちも嬉しそう表情を浮かべていました。

新井さんは、さいたま市立上小小学校の先生で、図工の授業などでMinecraftを活用されています。新井さんは、以前から審査員やサポートスタッフとしてMinecraftカップに関わってくださっており、地区大会では子どもたちが答えやすいように質問を工夫したり、子どもたちの言葉をうまくひろいあげ、より作品の魅力を伝えられるようなコミュニケーションをとってくださいました。

審査員のみなさんには、事前に子どもたちの作品を細やかに見ていただき、当日も作品の解像度を高めるような質問やコメントをしてくださいました。

審査の際も「すべての作品に賞をあげたいくらい」と、口々におっしゃるほど悩みに悩んで賞を決定していました。

 

そして、地区大会の運営は、サポートスタッフとして、
山村さん(CoderDojo富山)、小杉さん(CoderDojo富山)、永井さん(CoderDojo上市)、楢原さん(石川県エイム学習スクール)にご協力いただきました。

山村さん、小杉さん、楢原さんは、Minecraftカップのイベントを何度もサポートしてくださっており、永井さんは今回初めてサポートいただきました!

地区大会は始まってみるとバタバタすることも多かったですが、みなさん柔軟に対応いただき、とてもスムーズな地区大会運営となりました。ありがとうございました!

 

会場の様子

会場では、一般のお客さまも多く足をとめてくださり、200人以上の方々に子どもたちの発表をご覧いただきました。

  

発表の様子

今年の作品テーマは「Well-being をデザインしよう」です。まちづくり部門では、2名〜40名までのチームを組んで、テーマを表現する作品づくりを行なってもらいました。

発表前の子どもたちは、みんな緊張の面持ちでしたが、発表が始まるととても堂々と発表してくれて、これまでの準備や練習の成果がうかがえました。

ワールドの写真を持ってきてくれたり、身振り手振りをつけてくれたり。より伝わりやすくなるような工夫がたくさん見られました。

 

質疑応答では、審査員のみなさんから、「どのようにWell-beingについて調べたのか」「なぜMinecraftでその建物を作ろうと思ったのか」「制作したMinecraftワールドに自分が住むとしたらどの建物に住みたいか」など、さまざまな視点から質問が投げかけられました。

子どもたちは、わずかな時間で答えを考えなければなりませんが、少し話し合いながら、きちんと質問に沿った内容で答えてくれました。

 

今回の大会テーマは「Well-being」という抽象的で難しいテーマでしたが、情報を集めることはもちろん、自分たちや社会にとっての「Well-being」とはどのようなものか、しっかりと深堀りしてMinecraftの作品に落とし込んでくれていました。発表を聞いている事務局としても、非常に学びのある時間でした。

自分や友達、家族の経験、年明けに起きた能登半島地震の経験といった、子どもたちの身の回りのことを起点に作品制作を進めてくれていて、経験と学びが結びつくような良い機会を作れたのかなと思います。

今大会で考えたことが、これからの生活にも活かされていくと嬉しいです。

 

入賞作品ワールド体験会

審査会が始まる前の時間では、北陸ブロックで入賞した作品のワールドに入れる体験会を実施しました。

体験会には、子どもたちだけではなく大人の方にも多く来ていただき、子どもたちのMinecraftの技術力や、テーマの表現方法に驚いている様子でした。

体験者の方からは、「やはり作品を見るだけではなく、実際に体験することで、子どもたちがどのくらい完成度の高い作品を作っているかがわかる」といった嬉しい言葉をいただきました。

体験会は、今後も実施していく予定です。10:30〜13:30の午前の時間を使って行いますので、ぜひ遊びに来てくださいね。PCでの操作が不安なお子さんには、スタッフがサポートに入りますのでご安心を。

(一部、体験会の実施が無い会場もあります。ご了承ください)

  

当日の様子はYouTubeで公開&オーディエンス投票も受付中!

審査会の様子は、Minecraftカップ公式YouTubeで公開しています。

残念ながら会場に行けなかった…、という方は、ぜひYouTubeをご覧ください。

 

合わせて、オーディエンス投票も受付中です!

北陸ブロックのオーディエンス投票締め切りは、11月5日(火) 23:59まで。

あなたの一票で、第6回Minecraftカップ地区大会の「オーディエンス賞」が決まります!

YouTubeを見て「応援したい!」「この作品すごかった!」というチームに、あたたかい一票をお願いします。

投票は、Minecraftカップの会員登録後にログインできる「マイページ」から。

たくさんの投票お待ちしています! 

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発表してくれた子どもたち、保護者のみなさま、来場者の方々、審査員・サポートスタッフのみなさん、イオンモール高岡のみなさま、地区大会 北陸ブロックの開催にご協力いただき、本当にありがとうございました!

子どもたちが力を尽くして作ってくれた作品を、大勢の前で発表できる機会をつくることができ、本当に良かったです。結果発表が楽しみですね。

来年もお会いできるのを楽しみにしています!

 

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