お知らせ
Minecraftカップ全国大会コミュニティで「遊びから学びへ」をテーマに交流会を行いました
FacebookグループのMinecraftカップ全国大会コミュニティで、10月18日に「遊びから学びへ」をテーマに交流会を行いました。
▼当日の流れ(21:00から2時間ほど開催)
◯参加者それぞれの自己紹介
◯メンバー事例共有
・1人目 お子さんが大会に参加された保護者の方
・2人目 CoderDojoの方
◯まとめ〜終了
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過去の大会参加者、お子さんと一緒にマイクラカップに参加された保護者の方、CoderDojoやプログラミング教室の先生など、10名が参加しました。
今回は、遊びから学びへというテーマを元に、コミュニティメンバーのお2人に、「それぞれどんな風にMinecraftカップに取り組んだのか」についてご紹介いただきました。
紹介いただいた内容を元に、これまでの交流会で度々話題に上がっていた、
・マインクラフトを遊びから学びへつなげるにはどうしたら良いか
・マイクラカップに参加する子ども達に対する大人の関わり方
といった内容について、参加者同士でディスカッションを行いました。
内容の一部を、箇条書きで紹介します。
<1人目:お子さんが大会に参加された保護者の方>
・息子さんと友人の2人で大会に参加。とはいえ2人はチームではなく、各自で大会に参加し、応募作品もそれぞれで作成。
・作品づくりに当たってはオリジナルのワークシートを作成し、
「身近にある生物多様性はどこ?」
「海の豊かさを守るためのアイデア」
「陸の豊かさを守るためのアイデア」といったフレームを用意し、それぞれ3つずつ書き込めるようにした。
3つに絞ったポイントは、
①アイデアがたくさん出てくる子の発散防止
②アイデアが浮かびにくい子も3つだったら頑張れそうという低い達成目標 とのこと。
書き込む際も長文ではなく、短く簡潔な文章にすることで情報を整理しやすくなったようです。
<2人目:CoderDojoの方>
・去年、Minecraftカップに参加する際に学年の違う子ども達を同じチームにしたところケンカが頻発した反省から、今年は「小学校低学年」「小学校高学年」「中学生」と学年ごとにチームを編成することに。
・作品を作り始める前に10分ほどの話し合いの時間を設けたことが小さなアイスブレイクになり、去年と比べて子ども達同士の衝突が減少した。
・小学生チームには適度に声をかけつつ、中学生チームは「自分たちでやってね」というスタンスで大会に参加。最終的に中学生チームは自分たちで情報を揃え、動画も完成させていた。
・チームの連絡には、学校でも使われているGoogleのclassroomを掲示板として活用。タイピングが難しい小学校低学年の子は、保護者の方が代わりに返事を送っているようだった。作品提出後も子ども達の連絡や情報共有の場として使われている。
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まとめると、
子ども達が集中できる環境づくりとしては、
・ノートやワークシートを活用してやりたいことや情報を整理する
・紙に書く時は長文ではなく、短文で書くことで整理しやすくなる
・その際、3つまでなど数を決めておくとゴールが明確になり取り組みやすくなる
またチームで取り組む際は、
・作業に入る前に10分ほど話し合いの時間を設ける
・それによって子ども達同士のケンカや衝突が減る可能性がある
今回は遊びから学びへというテーマで開催しましたが、ディスカッションを重ねる中で「学びから遊びへ」「学び=遊びという風にしたい」「遊びながら学べ、も大事」といった意見も上がりました。
当日の内容は、コミュニティメンバー限定でアーカイブ視聴可能となっています。
(コミュニティへの参加を希望する方は、下記をご覧ください)
次回の交流会は、フリーテーマで【10月26日(水)21:00〜】に開催します。
新しくコミュニティに参加した方や、メンバー同士の気軽な交流の場としてご活用ください。
Facebookグループでは、月に2回ほどコミュニティメンバー限定のオンライン交流会を開催しています。
コミュニティへの参加を希望する方は、トップページから「教育関係者・保護者の方へ」の下にある「お問い合せはこちら」(画像参照)からフォームの質問にご回答ください。
・ 指導者向けトレーニングプログラムのお申し込み お問い合わせはこちら
に関しては、それぞれ当てはまると思う方をお選びください。
(上記リンクからも、それぞれのフォームに移動します)
コミュニティには過去の大会参加者、各地域でマイクラカップに関わる保護者、教職員、プログラミング教室の先生といった143名が参加し、双方向的な情報交換を行なっています。
教育版マインクラフトに関わるコミュニケーションに、ぜひお役立てください。