第6回 Minecraftカップ

富山市にある南富山駅の景観づくりを考える「富山市景観ワークショップ」を行いました

3月8日(土)に、富山市にある南富山駅の景観づくりを考える「富山市景観ワークショップ」を開催しました。

主催は、富山市景観政策課。会場は、「北陸アート院クレアルテ」です。

富山市では、2022年から教育版マインクラフトを使ったワークショップを実施しています。毎回、対象となる場所を変えながら、今年で3回目の実施となりました。

今回は、「南富山駅周辺の景観づくり」について子どもたちと一緒に考えました。

ワークショップでは、対象エリア周辺の小学校に通う子どもを対象に募集を行い、11人の子どもたちが参加。

サポートスタッフは、前回に引き続き、

・CoderDojo富山の山村さん
・CoderDojoとなみの吉川さん
・CoderDojo上市の永井さん など富山市の方々にご協力いただきました。

 

ワークショップの様子

今回のワークショップの目的は、マイクラの中で自由につくるだけではなく、「景観ルールを学び、指定された条件のもと制作を行うことで、街並みの統一感が生まれること」を子どもたちに知ってもらうことです。

また、「富山市が取り組む景観政策について理解を深めてほしい」という思いから、富山市の取り組みについて学び、まち歩きを通してインプットを深めました。

はじめに、富山市景観政策課の宮内さんから「景観を作っている要素」や「景観のルール」について教えてもらいます。

 

景観について学んだ後はまち歩きを行いました。

樹木の植えられている間隔、景観に配慮された看板、花壇や街灯、道路標識などいろいろな「景観の要素」に注目しながらまち歩きを行いました。

まち歩きから戻ったあとは、参加メンバー全体で気づいたことや制作に活かせそうなことを共有しました。

 

制作の時間では、南富山駅周辺の公共空間をつくっていきました。

今回は好き勝手に自由につくるのではなく、つくるものを制限することや、デザインの工夫など、細かい部分にも気を配りながら制作する子どもたちの様子を伺うことができました。

 

全体でつくったものを共有した後は、参加者全員がマルチプレイで同じワールドに入り、南富山駅周辺の街並みをつくりました。

ここでも使うブロックの色味や作る建物の高さなどを制限しましたが、子どもたちからは「何をつくるのかが、わかりやすかった」「制限があったほうが、作りやすかった」といった感想をもらいました。

 

最後には、夜の景観にも配慮した町並みになるように樹木を下から照らしたり、街灯を追加するような制作を行い、全体の街並みの統一感を目指して制作を行いました。

 

自分が作るものだけではなく、隣の友達が作っている建物の色や素材にも配慮しながら。

全体の街並みがどうなるかを考えながら、制作に取り組みました。

Minecraftカップでは今後も、地域の課題や政策に合わせたワークショップを自治体や地域の方々と一緒に考え、教育版マインクラフトを使って子どもたちと社会の接点をつくる活動を続けていきます。

ご興味ある自治体・地域の方、ぜひご一緒しませんか?

 

メディア取材

ワークショプの様子は、北日本新聞社さん https://webun.jp/articles/-/766639 や、ケーブルテレビ富山に取材いただきました。

 

第7回Minecraftカップ(2025年度大会)のパートナー募集中!

Minecraftカップでは、次年度開催予定の第7回Minecraftカップを応援いただける、大会パートナーを募集しています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。 

 

企業や組織、団体の皆さま

第7回Minecraftカップ パートナー企業募集のご案内

 

自治体、地域の皆さま

第7回Minecraftカップ 自治体パートナー募集のご案内 | 第6回Minecraftカップ

  

【自治体の方へ】地域の子ども達にICT・デジタルものづくり教育を届けませんか?

   

・【自治体の方へ】地域の子どもたちを対象にワークショップを開催しませんか?


お知らせ一覧に戻る