鳥取県でMinecraftカップ事務局の栗原が「教育版マインクラフトで育む子どもの主体性」をテーマに講演を行いました

5月18日に、鳥取県八頭町にある隼Labで「教育版マインクラフトで育む子どもの主体性」をテーマに、Minecraftカップ事務局の栗原が講演を行いました。

主催は、鳥取県で教育版マインクラフトを活用した居場所づくりを広げている、吉井さんです。

2〜3月にかけて行ったMinecraftカップ初のクラウドファンディングのリターン「あなたのまちに事務局の栗原が講演に行きます」を寄付いただき、実現となりました。

講演会は、隼Labで定期的に開催されている「はやぶさにちようマーケット」の一企画として、子ども向けの教育版マインクラフト体験会にあわせて企画いただきました。

 

教育版マインクラフトの体験会の様子

講演会の前に子ども達を対象に、教育版マインクラフトの体験会を開催。

キャンセル待ちが出るほどの盛況で、マインクラフトの人気の高さを改めて認識しました。

子どもたちが取り組む様子を、お父さんお母さんが微笑ましく見守る姿が印象的でした。

 

企画者 吉井さんについて

企画者の吉井さんは、小学生の息子さんを持つお父さんでもあります。

息子さんはマインクラフトが大好きらしく「息子がMinecraftカップに参加する時の仲間づくりのきっかけになれば」と、教育版マインクラフトを使った体験の場づくりをはじめたそうです。

これまで鳥取県内で、複数の体験会を開催。

その際に保護者から「教育版マインクラフトが、子どもにとってどんな良いことがあるのか知りたい」と要望されることが多かったことから、クラウドファンディングを通じて教育版マインクラフトの魅力を伝える講演会を企画いただきました。

 

講演会の様子

Minecraftカップ事務局 栗原について

<プロフィール>
中央大学総合政策学部卒、新卒で化学メーカーへ入社し、人事、地域貢献部門、工場業務改革を担当しながら2人の子育てを両立。同時に副業でNPO法人理事を複数担当。その後NPOの中間支援部門へ転職し、自治体連携で市民活動推進を担当。「人と組織の可能性を最大化する」事業の企画運営マネージャーとして独立。Minecraftカップ事務局では、地域連携でデジタルものづくりに取り組める環境づくりの推進を担い、全国の仲間とコミュニティづくりを行う。自身も福岡・佐賀エリアで環境づくりや親支援を実践中。

 

「ゲームはよくない」と、マインクラフトを否定していた過去

私には、過去「ゲームはよくない」と子どもの興味関心に理解のない時期がありました。

そんなある日、息子の「マインクラフトをやりたい」という強い思いに応えてみると、息子自身の主体性や創造性が発揮され、驚いた経験があります。

私は息子から「マインクラフトは子どもが持つ好奇心や創造する力を、主体的な学びにシフトさせるツールである」と教わりました。

この体験を元に、講演会では「教育版マインクラフトが子どもたちの成長にどう活きるのか」「マインクラフト好きな子どもとの向き合い方」「Minecraftカップを通じた教育効果」などについてお話しさせていただきました。

講演会には、保護者の方々など十数人に参加いただき、特に小学生のママさんが深くうなずきながらお話を聞いてくださったのが心に残りました。

 

鳥取県でデジタルものづくりに取り組める環境を広げる仲間たち

今回のイベントには、鳥取県でe-スポーツに関わる人、子どもの居場所づくりを行っている人、鳥取大学の学生などが協力して運営してくれました。

吉井さんを中心に、県内で教育版マインクラフトを使った体験の機会が増えています。

今後も鳥取県内でイベントを企画しているので、足を運んでみてください。

(吉井さん:左から3番目の方)

 

Minecraftカップが主催するコミュニティのご案内

Minecraftカップは、デジタルものづくり体験や教育版マインクラフトを使った場づくりに取り組む地域のみなさんを応援しています。

興味を持っていただけた方、「自分の地域でも取り組みたい」という方は、ぜひMinecraftカップが主催する「Facebookコミュニティ」にご参加ください。

コミュニティでは、大会参加者向けの作品づくりサポートや、地域の教育現場をサポートしあうことを目的としています。

2025年5月現在、大会に参加する子どもの保護者や教育関係者、プログラミング教室の先生など、600名以上が参加。コミュニティ限定のオンラインイベントなども開催しています。

ぜひデジタルものづくり教育に関するコミュニケーションの場として、お役立てください。

Facebookコミュニティへの参加はこちらから

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