第6回 Minecraftカップ

古知野南小学校の取り組みを取材しました

愛知県江南市にある江南市立古知野小学校の取り組みを取材しました。

古知野小学校では、理科の授業で実体験がしにくい分野での疑似体験にMinecraftを活用しています。

江南市立古知野南小学校の岩田さんにお話しをお伺いしました。

岩田さんは理科の授業における実体験がしにくい分野でのMinecraftの活用を研究しています。
6年生の理科の授業で「土地のつくりと変化」という単元があり、全16回の授業をMinecraftを活用して、疑似体験とリアルの岩を観察させるというのを融合させながら子どもたちに深い学びを届けています。

江南市には地層を観察する場所がないので、現実世界では難しいボーリング作業の過程や火山の中に入って内部からの観察をMinecraft内で行いながら、岩を見て、触れて比較しながら授業を行っています。
実際にMinecraftで現実のボーリング作業と同じように地層を垂直に堀り、掘った地層をそれぞれが地上に出て積み上げていきます。
いくつかのグループで積み上げたブロックから、共通点を発見します。

Minecraftの世界は現実の世界と共通点が多く、マグマと水を少し遠いところに置くと丸石が出来上がるという仕組みやマグマの近いところにある花崗岩であったり、閃緑岩であったりするという知識をゲームの中で得ている子たちもいるので、そういった知識を引き出しながら授業を進めています。

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