イベントレポート
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福岡県でMinecraftカップ事務局の栗原が「子どもの個性に寄り添い可能性を引き出す子育てとは」をテーマに講演を行いました
9月20日に、福岡県柳川市にある柳川総合福祉健康センター水の郷で「子どもの個性に寄り添い可能性を引き出す子育てとは」をテーマに、Minecraftカップ事務局の栗原が講演を行いました。
主催は、柳川市柳城中学校後援会 家庭教育委員会に所属する、柳城中学校PTA会長の甲木さんです。
今年の2〜3月にかけて行ったMinecraftカップ初のクラウドファンディングのリターン「あなたのまちに事務局の栗原が講演に行きます」を寄付いただき、実現となりました。
後援会は年1回開催され、保護者が家庭での教育について考える機会に、講師として栗原を呼んでいただきました。

講演会の様子
柳城中学校の保護者、校長、教員、卒業生の保護者など約20名が参加。
子育てや、ゲームへの向き合い方について考える機会となりました。
Minecraftカップ事務局 栗原について

<プロフィール> 中央大学総合政策学部卒、新卒で化学メーカーへ入社し、人事、地域貢献部門、工場業務改革を担当しながら2人の子育てを両立。同時に副業でNPO法人理事を複数担当。その後NPOの中間支援部門へ転職し、自治体連携で市民活動推進を担当。「人と組織の可能性を最大化する」事業の企画運営マネージャーとして独立。Minecraftカップ事務局では、地域連携でデジタルものづくりに取り組める環境づくりの推進を担い、全国の仲間とコミュニティづくりを行う。自身も福岡・佐賀エリアで環境づくりや親支援を実践中。 |
子どもたちが好きなことに挑戦する意義
私には、過去「ゲームはよくない」と子どもの興味関心に理解のない時期がありました。
そんなある日、息子の「マインクラフトをやりたい」という強い思いに応えてみると、息子自身の主体性や創造性が発揮され、驚いた経験があります。
私は我が子だけでなく、Minecraftカップやマインクラフトを使ったワークショップに参加する子どもたちの姿もたくさん見てきました。
その中で、好きなこと、得意なことに思いっきり挑戦できる機会を作ることが、子どもたちの可能性を伸ばすことを身をもって体験してきました。
この体験を元に、講演会では「親が知らない情報や新しいことに関心を示し、学ぶ姿勢が大切であること」「ゲームやYouTubeが好きな子どもとの向き合い方」「Minecraftカップを通じた教育効果」などについてお話しさせていただきました。

保護者とのパネルディスカッション
講演後は、PTA会長の甲木さん、後援会役員の保護者3名とパネルディスカッションを行いました。
ゲームに関する家庭でのお子さんの様子や悩み、課題がリアルに話され、会場の保護者たちも深く頷いていたようです。
甲木さんの子どもへの接し方や、パネラーの保護者さんの家庭での会話の仕方をヒントに、子どもを変えるのではなく、まずは親が変わること。
少し肩の荷を下ろすと良いことを、認識することができました。
講演会終了後、「もっと子育てを楽しんでいいんだと思いました」とお話しされた保護者さんの晴れやかな表情が心に残りました。

Minecraftカップが主催するコミュニティのご案内
Minecraftカップは、デジタルものづくり体験や教育版マインクラフトを使った場づくりに取り組む地域のみなさんを応援しています。
興味を持っていただけた方、「自分の地域でも取り組みたい」という方は、ぜひMinecraftカップが主催する「Facebookコミュニティ」にご参加ください。
コミュニティでは、大会参加者向けの作品づくりサポートや、地域の教育現場をサポートしあうことを目的としています。
2025年5月現在、大会に参加する子どもの保護者や教育関係者、プログラミング教室の先生など、680名以上が参加。コミュニティ限定のオンラインイベントなども開催しています。
ぜひデジタルものづくり教育に関するコミュニケーションの場として、お役立てください。