イベントレポート
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熊本県多良木町で教育版マインクラフト「100年続く家・まちをつくろう!」ワークショップを開催しました
10月12日、熊本県多良木町の拠点「T_Lab.」にて、教育版マインクラフトを使ったワークショップ「100年続く家・まちをつくろう!」を開催しました。
当日は、小学生から中学生までの25人が参加。
会場には熱気があふれ、子どもたちはそれぞれの視点で“家づくり”について真剣に考えながら制作に取り組みました。
「100年続く家・まちをつくろう!」ワークショップについて
Minecraftカップ大会パートナーの積水ハウスの皆さんと、共同で制作したオリジナルワークショップです。
「安全」「快適」「幸せ」という3つの視点から、“100年後も続く家やまち”を考えるオリジナルプログラムになっています。
まずはスライドとワークシートを使って、家づくりに必要な要素を学習。その後、4〜6人ずつのグループに分かれ、自分たちが考える理想の「100年続く家」や「まちの姿」についてアイデアを出し合います。
そして、学んだことを活かしながら、マインクラフトの世界で自由に設計・建築を実施。最後には発表を行い、会場全体でアイデアを共有します。

ワークショップの様子
講師を務めたのは、Minecraftカップ事務局の西です。
家づくりについて学んだ後、制作の時間が進むにつれ、子どもたちのアイデアはどんどん形になっていきました。
チームごとに相談しながら建物をつくり上げていく様子はまるで本当の建築現場のようで、会場のあちこちから「それいいね!」「ここにプールをつくろう!」など活発な意見が飛び交いました。
ハシゴを使って複数階をつなぐ仕組みを考えたり、隣のチームの建て方を参考にして改良したり、さらには秘密基地のようなスペースをつくるなど、ユニークな発想が次々と生まれました。

今回は、熊本県立大学の学生7名に加え、あさぎり町の岡本さん、宇城市の伊藤さんにもサポートに入っていただき、子どもたちにとって他地域の大人と出会い、交流する貴重な機会にもなりました。
最後は各グループがそれぞれの作品を発表。どのチームも自分たちの考えた「100年続く家・まち」に誇りを持って発表し、会場からはたくさんの拍手が送られました。

ワークショップの終わりには、一般財団法人たらぎまちづくり推進機構の代表理事・明石さんから「これをきっかけに、これからも多良木町のことを継続的に考えてもらえたらうれしい」との言葉をいただきました。
募集人数を超える応募があった今回のワークショップ。多良木町の子どもたちが“自分たちのまちの未来”を考えるきっかけとなり、今後はMinecraftカップへの応募にもつながっていくことを期待しています。
ご協力いただいた皆さま、そして当日サポートしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。これからも多良木町の子どもたちと一緒に、「100年続くまち」を描く活動を続けていきたいと思います。

自分の住む地域でも教育版マインクラフトを活用して子ども達にデジタルものづくり教育を届けたいという方は、ぜひMinecraftカップ事務局までお気軽にお問い合わせください。
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