イベントレポート
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長野県伊那市でMinecraftカップ事務局の栗原が「ゲームを学びの味方にする」をテーマに講演を行いました
3月8日に、長野県伊那市にある伊那まちBASEにて「ゲームを学びの味方にする~マインクラフトの活用から見る子どもの好奇心の伸ばし方と親の役割」をテーマに、Minecraftカップ事務局の栗原が講演を行いました。
本イベントの主催は、NPO法人伊那まちBASEです。
伊那まちBASEは、日本財団「子ども第三の居場所」として立ち上がり、2023年1月にマインクラフトのワークショップを開催して以降、商店街にある親子の居場所として、マインクラフトを活用した「マイクラカフェ」を定期的に開催しています。

今回の講演は、2025年2〜3月に実施したMinecraftカップ初のクラウドファンディングのリターン「あなたのまちに事務局の栗原が講演に行きます」へご寄付をいただいたことをきっかけに実現しました。
講演会は、産業と若者が息づく拠点施設 allla(アルラ)で行われ、同時に子どもたちを対象とした教育版マインクラフト体験や、廃校リノベーションワークショップも開催されました。

講演会の様子
Minecraftカップ事務局 栗原について

| <プロフィール> 中央大学総合政策学部卒、新卒で化学メーカーへ入社し、人事、地域貢献部門、工場業務改革を担当しながら2人の子育てを両立。同時に副業でNPO法人理事を複数担当。その後NPOの中間支援部門へ転職し、自治体連携で市民活動推進を担当。「人と組織の可能性を最大化する」事業の企画運営マネージャーとして独立。Minecraftカップ事務局では、地域連携でデジタルものづくりに取り組める環境づくりの推進を担い、全国の仲間とコミュニティづくりを行う。自身も福岡・佐賀エリアで環境づくりや親支援を実践中。 |
ゲームをしたい気持ちを大事に、その好奇心を学びにつなげる
私自身、息子の「マインクラフトをやりたい」という強い気持ちに対して、「ゲームをやらせてよいのだろうか」と半信半疑で向き合いました。ところが、マインクラフトを通して、息子の主体性や創造性が大きく引き出されるのを目の当たりにし、驚いた経験があります。
この体験を元に、講演会では「教育版マインクラフトが子どもたちの成長にどう活きるのか」「マインクラフトが好きな子どもとの向き合い方」「Minecraftカップを通じた教育効果」などについてお話しさせていただきました。
子どもたちは、自分の「好き」なことに対しては、自ら考え、工夫し、やり遂げようとします。親や大人がその思いを受け止め、環境や機会を整えることで、「やれた」という経験が積み重なり、自己効力感が育まれていくことを共有しました。
講演会には、保護者や地域づくりに関わる方々など十数名が参加し、うなずきながら熱心に耳を傾けてくださいました。
主催者とのパネルディスカッション
講演後には、主催である伊那まちBASE副理事長であり、伊那谷マイクラ部 部長の平澤さんとともに、パネルディスカッションを行いました。
テーマは、「コミュニティや居場所の必要性」
マインクラフトとコミュニティの親和性や、子育て世代にとって地域の居場所が持つ意義についてお話がありました。
伊那まちBASEでは、日中・放課後・夜と時間帯に応じて地域の多様な人が集い、親子向けの取り組みであるマイクラカフェをはじめとした、さまざまな活動が行われています。
家庭や仕事とは異なる、心安らげる居場所として、子ども食堂の機能も兼ねながら、ゆるやかにつながれる場づくりを続けていることが紹介されました。


教育版マインクラフト体験会ブースと廃校ワークショップの様子
この講演会は親子で参加できるように、子どもたち向けにパソコンとiPadで体験できるマイクラコーナーが設けられました。
初心者や個人でプレイしたい人はiPadを使って、パソコンで協働ものづくり体験をしたい人は廃校リノベーションワークショップに参加してもらいました。


廃校リノベーションワークショップは、大鹿町で自由な学びの場・風の子を運営している中野さんに運営いただきました。
それぞれチームにわかれて廃校ワールドに入り、楽しそうに話しながらプレイをしていました。

親と子が一緒に参加できる場は、お互いにとって時間を有意義に過ごすことができる素晴らしい取り組みです。
この場を作ってくれた伊那まちBASEの平澤さん、鄭さん、ありがとうございました。

Minecraftカップが主催するコミュニティのご案内
Minecraftカップは、デジタルものづくり体験や教育版マインクラフトを使った場づくりに取り組む地域のみなさんを応援しています。
興味を持っていただけた方、「自分の地域でも取り組みたい」という方は、ぜひMinecraftカップが主催する「Teamsサポーターコミュニティ」にご参加ください。
コミュニティでは、大会参加者向けの作品づくりサポートや、地域の教育現場をサポートしあうことを目的としています。
これまで「Facebookグループ」で情報交換をしていましたが、Teamsでの双方向でのコミュニケーションを図っていきます。
ぜひデジタルものづくり教育に関するコミュニケーションの場として、お役立てください。