作品づくりサポート
【マイクラ化学実験シリーズ⑥】Minecraftで熱ブロックをつくる方法
参加者からの質問や相談が多かった技術的な内容について、本記事で紹介していきます。
以下の注意事項を読んでから取り組んでみてください。
※本記事で紹介するサイトやサービスは公式アプリではございません。
※以下の手順は、執筆時点の情報としてご参考ください。
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※紹介している手順におけるやり方で不具合等が出た場合、個別のご相談をお受けすることができません。
元素ブロックについて
こちらの記事でも紹介しましたが、教育版マインクラフトには、普通のMinecraftとは違い、化学要素が追加されています。
本記事では熱ブロックのつくり方を紹介します。
今回使用する元素ブロックは1番のH(水素)ブロック(水素)ブロックと8番のO(酸素)ブロック、11番のNa(ナトリウム)ブロック、17番のCl(塩素)ブロックです。
この5つの元素ブロックを使って熱ブロックをつくっていきましょう!
必要な素材
熱ブロックをつくるのに必要な素材は以下の通りです。
H(水素)ブロック:2個
O(酸素)ブロック:1個
Na(ナトリウム)ブロック:1個
Cl(塩素)ブロック:1個
Fe(鉄)ブロック:1個
木炭:1個
熱ブロックのつくり方
まずは熱ブロックをつくるのに必要な水と塩(えん)をつくります。
水をつくるのに必要な素材は、H(水素)ブロックが2個、O(酸素)ブロックが1個です。
画像のように、これらの素材を化合物作成器にセットすると、水をつくることができます。
塩(えん)をつくるのに必要な素材は、Na(ナトリウム)ブロックが1個、Cl(塩素)ブロックが1個です。
なお、化学の分野では、塩は「しお」ではなく「えん」と読みます。
画像のように、これらの素材を化合物作成器にセットすると、塩をつくることができます。
水と塩をつくり終えたら、実験テーブルを用意してください。
そして、実験テーブル内で以下の画像のように水、塩、Fe(鉄)ブロック、木炭をセットすると、熱ブロックができました!
熱ブロックを使うと周辺にある氷や雪を解かすことができます。
実際につくって、試してみましょう!
熱ブロックとホッカイロ
今回は水と塩と鉄と木炭を使って熱ブロックを作りましたが、これは実際の化学反応を模した面白い仕組みなんです。
まず、水に塩を入れます。塩は水に溶けて、水の中で小さな粒になります。
次に鉄を入れました。実際の化学では、鉄は水と塩があることで酸化反応を起こし、錆びてしまいます。この反応で熱が発生します。
このなかに木炭も加えることで、水分を保つことができます。
これらが混ざると、鉄の酸化反応がもっと起こり、より多くの熱が発生しているのです。
今回作成した熱ブロックと似ているものはホッカイロです。
ホッカイロのなかに入っているものを組み合わせて、今回は熱ブロックをつくることができました。
もっと詳しく知りたい人は、図書館で本を借りたりインターネットで調べてみてください!
さいごに
今回紹介したアイテム以外にも、教育版マインクラフトでは元素ブロックを活用することで化学の知識を学ぶことができます。
今後も作品づくりサポート記事でほかのアイテムのつくり方も紹介していきます。
教育版マインクラフトをきっかけに、みなさんの興味関心を広げていきましょう!
マイクラ化学実験シリーズ
<執筆:三國 陸真>