作品づくりサポート
【マイクラ化学実験シリーズ⑦】Minecraftでケミカルライトをつくる方法
参加者からの質問や相談が多かった技術的な内容について、本記事で紹介していきます。
以下の注意事項を読んでから取り組んでみてください。
※本記事で紹介するサイトやサービスは公式アプリではございません。
※以下の手順は、執筆時点の情報としてご参考ください。
※紹介しているアプリケーションによって生じた一切の問題や損害に対して責任を負うことができません。
※紹介している手順におけるやり方で不具合等が出た場合、個別のご相談をお受けすることができません。
元素ブロックについて
こちらの記事でも紹介しましたが、教育版マインクラフトには、普通のマインクラフトとは違い、化学要素が追加されています。
本記事ではケミカルライトのつくり方を紹介します。
今回使用する元素ブロックは1番のH(水素)ブロック(水素)ブロックと6番のC(炭素)ブロック、7番のN(窒素)ブロック)、8番のO(酸素)ブロックです。
この4つの元素ブロックを使ってケミカルライトをつくっていきましょう!
必要な素材
ケミカルライトをつくるのに必要な素材は以下の通りです。
H(水素)ブロック:29個
C(炭素)ブロック:18個
N(窒素)ブロック:3個
O(酸素)ブロック:4個
ケミカルライトのつくり方
まずはケミカルライトをつくるのに必要なポリエチレンとルミノール、過酸化水素をつくります。
ポリエチレンをつくるのに必要な素材は、H(水素)ブロックが20個、C(炭素)ブロックが10個です。
画像のように、これらの素材を化合物作成器にセットすると、ポリエチレンをつくることができます。
ルミノールをつくるのに必要な素材は、H(水素)ブロックが7個、C(炭素)ブロック8個、N(窒素)ブロックが3個、O(酸素)ブロックが2個です。
画像のように、これらの素材を化合物作成器にセットすると、ルミノールをつくることができます。
過酸化水素をつくるのに必要な素材は、H(水素)ブロックが2個、O(酸素)ブロックが2個です。
画像のように、これらの素材を化合物作成器にセットすると、過酸化水素をつくることができます。
ポリエチレンとルミノール、過酸化水素をつくり終えたら、作業台を用意してください。
そして、作業台内で以下の画像のようにポリエチレンとルミノール、過酸化水素、好きな色の染料をセットすると、ケミカルライトができました!
※ルミノールは真ん中の一番下だけで、それ以外はポリエチレンです。
ケミカルライトを持った状態で右クリックを長押しすると光始めます!
光っている時間には制限があります。いろいろな色のケミカルライトをつくってみましょう!
次亜塩素酸ナトリウムナトリウムについて
なぜポリエチレンとルミノール、過酸化水素を使うとケミカルライトができるのでしょうか?
まずはそれぞれの特徴を確認しましょう。
1. ポリエチレン – これはプラスチックの一種で、ケミカルライトの入れ物になります。
2. ルミノール – これは光る力を持った特別な粉です。
3. 過酸化水素 – これは水に似た液体ですが、ルミノールと一緒に使うと魔法のようなことが起こります。
さて、これらが混ざるとどうやって光るのでしょうか?
まず、ポリエチレンの中にルミノールと過酸化水素を入れると、光始めます。この光は「ケミルミネッセンス」と呼ばれる不思議な現象で、熱を出さずに光るんです。
光るのは30秒くらいの短い時間ですが、とってもきれいです。マインクラフトの世界で、みんなで暗い場所に行って、この光を楽しんでみましょう!
もっと詳しく知りたい人は、図書館で本を借りたりインターネットで調べてみてください!
さいごに
今回紹介したアイテム以外にも、教育版マインクラフトでは元素ブロックを活用することで化学の知識を学ぶことができます。
今後も作品づくりサポート記事でほかのアイテムのつくり方も紹介していきます。
教育版マインクラフトをきっかけに、みなさんの興味関心を広げていきましょう!
マイクラ化学実験シリーズ
<執筆:三國 陸真>