作品づくりサポート
カメラブロックを使った動画
はじめに
cameraコマンドを使うとカメラワークで構造物の動画を描画できますが、コマンド習得には時間がかかります。ここではプログラミング教室『mming -ミング-』が公開しているカメラブロックを使い、以下のように動画を描画する方法を紹介します。
カメラブロックは動画の描画のみです。画面のキャプチャには別のアプリを使って下さい。
カメラブロックの追加方法
カメラブロックをMakeCodeに追加します。
1. 拡張機能ボタンをクリック
2. プロジェクトのURL入力
①下記、URLを入力します。
https://github.com/Mming-Lab/camerablock
②虫メガネの検索ボタンをクリックします。
3. CameraBlockを選択
①CameraBlockが表示されていることを確認します。
②CameraBlockをクリックします。
4. カメラボタンが追加されていることを確認
カメラブロックの使い方
カメラブロックは開始のカメラアングルとカメラワークを指定することで、カメラが移動しながら構造物を描画します。
利用上の注意
カメラコマンドを実行すると視点がカメラアングルに切り替わり、カメラ終了を実行するまでプレーヤー視点には戻りません。いつでもプレーヤー視点に戻れるように最初にカメラ終了を実行できるように準備します。
①チャットコマンドに入力した時ブロックの名前を”clear“にします。
②カメラ終了ブロックを中に配置します。
これで視点がカメラのアングルのままになっても、チャットに”clear“と入力することでプレーヤー視点に戻すことが出来ます。
基本的な使い方
カメラブロックは開始のカメラアングルとカメラワークを指定して動画を描画します。カメラアングルとカメラワークには下記の引数を持っています。
– カメラアングル
– カメラ位置
– 被写体 (被写座標)
– カメラワーク (座標ワーク)
– カメラアングル
– カメラ位置
– 被写体 (被写座標)
– イージング
– 種類
– 秒
動画のブロックを例に説明
開始のカメラアングル
噴水を見上げるカメラアングルから開始します。
カメラ位置の座標と被写体の座標はこのようになっています。
カメラワーク
終了のカメラアングル
50ブロック離れたところからMinecraftカップを正面からとらえます。
カメラ位置の座標と被写体の座標はこのようになっています。
イージング
イージングは、カメラの動き方と動く時間を指定します。
イージングの種類は次が用意されています。
イージング関数の詳細については下記を参照してください。
カメラブロックを使うコツ
下記、手順で調整していくと理想の動画が描画できます。
①終了のカメラアングルを決定
カメラワークのブロックを使う前に、カメラアングルのブロックを使って終了のカメラアングルを決めます。
②開始のカメラアングルを決定
開始のカメラアングルを決定します。
③カメラワークのブロックに終了のカメラアングルを入力
上記で決定した終了のカメラアングルをカメラワークのブロックに入力します。
④イージング種類とイージング秒の調整
理想の動画に近づける為にイージング種類と秒を調整します。
何度も調整して、理想の動画を描画してください。
mming -ミング- とは?
mming -ミング- は「発達に凸凹のある子どもやその家庭の選択肢を増やしたい」という思いで立ち上げた鹿児島のプログラミン教室です。子どもたちが自分らしくいられる場所になるよう環境や関わりに配慮しております。教育版マインクラフトでプログラミングや協働を楽しみましょう。