第6回 Minecraftカップ

Minecraftとは?

はじめて触れる方向けに、マインクラフトの概要をご紹介します。

以下の注意事項を読んでから取り組んでみてください。

※以下の手順は執筆時点の情報でありバージョンアップにともない古くなっていきますのでご注意ください。


概要

マインクラフトは、スウェーデンの会社で開発され、世界で1億7600万本を販売したという人類史上最も売れたゲームとして記録にもなった大人気作です。

3D空間のゲームの中で、プレイヤーは立方体のブロックを使って建物や街並みを自由に作り出したり、ゲームの世界を探検したりすることができます。

子供たちに人気があり、クリエイティブな活動を促進するゲームとして評価されています。

好きなブロックを使って好きな建物を作ったり、ブロックを組み合わせることで新しいアイテムを作ったりと、創造性に非常にあふれたゲーム性があります。

特に「教育版マインクラフト」(Minecraft Education Edition)は、プログラミングや授業支援機能が追加され、創造力を育むツールとして使われています。 

マインクラフトの教育的効果

マインクラフトは、ただのゲームにとどまりません。

建物のデザインを考えたり、照明や自動ドアなどの仕組みを工夫したりする過程で、子供たちの探究心を育みます。

また教育版では、プログラミングを通じてトライ&エラーを繰り返す過程で、論理的な考え方も育成できます。

難易度とゲームモード

マインクラフトには、難易度が「ピースフル」「イージー」「ノーマル」「ハード」の4種類あり、それぞれのモードでゲームの難しさが異なります。

また、ゲームモードには「サバイバル」「クリエイティブ」「アドベンチャー」の3つがあり、それぞれがプレイヤーの体験を大きく変えます。

通常、ワールドを生成する時は、サバイバルかクリエイティブの2つのモードしか選べません。

アドベンチャーを選ぶには、一度ワールドを作った上で、ゲーム内から変更をするという手順を踏みます。

通常プレイのサバイバルモードでは、素材を集めて家をつくったり、色々なアイテムを駆使してさまざまな実績を解除したりして、ゲームのクリアを目指していくというモードです。

クリエイティブモードでは、好きな資材ブロックを無限に使うことができるので、先ほどのサバイバルモードと違って、素材を集めるというような必要がなく自由に建築できます。

さらに、プレイヤーは無敵の状態になり、空を飛ぶことも可能になります。

アドベンチャーモードでは、ブロックの設置や破壊を制限することができるモードで、他のプレイヤーが作成したワールドを探検する時に適したモードです。

ワールドとバイオーム

マインクラフトには、「オーバーワールド」(地上世界)、「ネザー」(溶岩で構成された危険なワールド)、「ジエンド」(ラスボスのエンダードラゴンが住んでいる場所)の3つの異なるワールドがあります。

さらに、マインクラフトの世界は「バイオーム」と呼ばれる地域ごとに異なる特徴があります。

例えば、海洋バイオーム、平原バイオーム、山岳バイオーム、雪原バイオーム砂漠バイオームなどがあり、それぞれのバイオームに固有の生物やブロック、そこでしか採取できないブロックやアイテムが存在します。

ブロックとアイテム、エンチャント

マインクラフトの世界は、基本的に四角いブロックで形成されており、非常に多くの種類があります。

さらにブロックには、半ブロックや階段ブロックなどの形状の異なるブロックや、土や石、砂などの性質が異なる素材のブロックもたくさん存在しています。

これらのブロックを 組み合わせることで、冒険の助けとなる足場や見た目の凝った建築物を作ることが可能になります。

ゲーム内では、ツルハシやシャベル、剣や防具といった素材採掘に役立つアイテムや冒険のお供になるアイテムが存在します。

さまざまなアイテムを活用して快適なマイクラライフを送ることが可能です。

またマインクラフトには、「エンチャント」という機能が存在します。

プレイヤーがモンスターを倒したり、ワールド内で生活をしている中で得た経験値を使用して、武器や防具に特殊な効果を付与することができます。

Minecraftカップへの参加

このようなマインクラフトの世界を活用したコンテスト、Minecraftカップを毎年開催しています。

プロのマインクラフターからフィードバックをもらえる貴重な機会ですので、ぜひ参加してみてください。

このレクチャー動画でマインクラフトの基本と教育的な利用方法について学び、創造力とプログラミング的思考を育てる一助となることを願っています。

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