作品づくりサポート
【マイクラ化学実験シリーズ③】Minecraftで強化ガラスをつくる方法
参加者からの質問や相談が多かった技術的な内容について、本記事で紹介していきます。
以下の注意事項を読んでから取り組んでみてください。
※本記事で紹介するサイトやサービスは公式アプリではございません。
※以下の手順は、執筆時点の情報としてご参考ください。
※紹介しているアプリケーションによって生じた一切の問題や損害に対して責任を負うことができません。
※紹介している手順におけるやり方で不具合等が出た場合、個別のご相談をお受けすることができません。
元素ブロックについて
こちらの記事でも紹介しましたが、教育版マインクラフトには、普通のMinecraftとは違い、化学要素が追加されています。
本記事では強化ガラスのつくり方を紹介します。
今回使用する元素ブロックは5番のB(ホウ素)ブロックと8番のO(酸素)ブロック、13番のAl(アルミニウム)ブロックです。
この3つの元素ブロックを使って強化ガラスをつくっていきましょう!
必要な素材
強化ガラスをつくるのに必要な素材は以下の通りです。
B(ホウ素)ブロック:2個
O(酸素)ブロック:6個
Al(アルミニウム)ブロック:2個
好きな色のガラス:3個
強化ガラスのつくり方
まずは強化ガラスをつくるのに必要な酸化アルミニウムと酸化ホウ素をつくります。
酸化アルミニウムをつくるのに必要な素材は、O(酸素)ブロックが3個、Al(アルミニウム)ブロックが2個です。
画像のように、これらの素材を化合物作成器にセットすると、酸化アルミニウムをつくることができます。
次に、酸化ホウ素をつくるのに必要な素材は、O(酸素)ブロックが3個、B(ホウ素)ブロックが2個です。
画像のように、これらの素材を化合物作成器にセットすると、酸化ホウ素をつくることができます。
酸化アルミニウムと酸化ホウ素をつくり終えたら、以下の画像のように酸化アルミニウム、ガラス、酸化ホウ素を作業台にセットすると、強化ガラスができました!
ガラスの色をほかの色に変更すると、強化ガラスの色も変えることができます。
好きな色の強化ガラスをつくってみましょう!
強化ガラスは通常のガラスよりもかたくなっていて、サバイバルモードで手で壊そうとすると時間がかかります!
実際につくって、試してみましょう!
酸化アルミニウムと酸化ホウ素について
なぜ酸化アルミニウムと酸化ホウ素を使うと強化ガラスができるのでしょうか?
それは、酸化アルミニウムと酸化ホウ素が特別な関係を持っているためです。
酸化アルミニウムは、アルミニウムという金属から作られる白い粉です。
この粉は、とてもかたくて丈夫な性質があります。
一方、酸化ホウ素は、ホウ素という別の物質から作られる白い粉です。
この粉は、ガラスのようにとてもかたいですが、割れやすい性質があります。
しかし、この2つの粉を混ぜ合わせると、不思議な変化が起きます。
酸化アルミニウムの丈夫さと、酸化ホウ素のかたさが合わさり、とてもかたく、丈夫で割れにくいガラスができるのです。
このようなガラスを強化ガラスと呼び、スマートフォンの画面や自動車のフロントガラスに使われています。
丈夫で割れにくいので、安全に使うことができるのです。
自然の中にある2つの物質を組み合わせるだけで、こんなにすばらしい強化ガラスが作れるのは不思議ですね。
もっと詳しく知りたい人は、図書館で本を借りたりインターネットで調べてみてください!
さいごに
今回紹介したアイテム以外にも、教育版マインクラフトでは元素ブロックを活用することで化学の知識を学ぶことができます。
今後も作品づくりサポート記事でほかのアイテムのつくり方も紹介していきます。
教育版マインクラフトをきっかけに、みなさんの興味関心を広げていきましょう!
マイクラ化学実験シリーズ
<執筆:三國 陸真>