第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2022年-

作品No. 1035
沖縄ブロック
作品名
サンゴのカーミージー
チーム名
サンゴ森林守り隊
メイン画像
チームの特徴

CodarDojo浦添から参加している、3年生が二人、6年生が一人のチームです。 マインクラフトについては豆腐建築ができる程度のスタートでしたが、 この期間をとおして3人でマインクラフトのことも学びながら一生懸命頑張りました。

チームメンバー

2

中心にある亀の形をした島「カーミージー」です。
沖縄の方言でカーミーは亀という意味で、ジーは岩礁地帯(がんしょうちたい)を表し、浦添市の西海岸に実際に存在する島です。浦添市では里浜条例というルールを作り、カーミージー周辺の珊瑚礁や自然を、地域の人みんなで守ろうという活動をしています。私達は事前の調査学習で海洋面積中の0.2%しか珊瑚礁は存在せず、人間活動が原因で死滅していること、海の生き物全体の約1/4が珊瑚礁に生息しいて、海とその周辺の生態系にすごく大事な存在だとわかりました。
そこで私達はカーミージーをシンボルとして人間の活動をしながら海の豊かさを守る為の世界を建築しました。その世界ではサンゴを減らさないために減っている原因を「学んで」育てて増やす事で「守って」色んな生き物と一緒に暮らす事で「共存する」生物多様性を守る事が出来ます。

地球から全ての生物が誕生しています(Global Citizens)。その生態系の始まりをサンゴを中心に人間と動植物が共生するカーミージーで表現し、生き物が生まれ帰る家(Home)としました。カーミージーでは生物多様性を守る「学んで」「守って」「共存する」ための建築物を作りました。誰でも通え、SDGsと環境問題を学ぶ学校やサンゴの研究所と養殖場等もあります。サンゴと魚の栄養製作所では動物の糞をAIロボットが回収し、分解して餌を作り海に撒いています。海水で発電しながらゴミを回収できる水力発電所やそのゴミを自動で陸まで運び、肥料にできる施設を作り共生しながら海の豊かさを守っています。里浜条例を参考に海岸を埋め立てず、橋と街を建築しました。また他地域の里山条例の事も知り、自然と共存する公園も建築しました。建築の木材は琉球松を使用し地産地消で木を運ぶ際の CO2を削減し陸の豊かさにも繋げています。

沖縄県浦添市には里浜条例という地域の海を守るルールがあります。そのルールを広め、そして海の豊かさを守る活動をしている港川自治会の事を学びに行きました。港川自治会が活動している浦添の海にはカーミージーという岩場があり、その周りには自然にできたビーチ、そしてたくさんの生き物がいます。しかし、その海にいるサンゴのほとんどが死滅していることを知り、サンゴの事をさらに調べるため、浦添市にある水産養殖研究センターへ行き、サンゴの事や苗付けの方法を学びました。また、地域に住む人や周辺で仕事をしている人などが、ボランティアで育った苗を海に戻す活動をしていたため、チームで一緒に参加しました。
他には、陸の豊かさについて調べるため、浦添市のてだこチョウハウスに行き、沖縄県の蝶に選ばれているオオゴマダラの事を調べた人、沖縄県の木に選ばれている琉球松の事を調べた人、みかんの皮で作るランプを調べた人もいました。

ワールドの中心となるカーミージー(亀の形をした大きな岩場)の建築を作るためプログラミングを使いました。カーミージーは大きく作りたかったので、プログラミングを何回も繰り返しました。何度も座標を調べるのが大変でしたが、繰り返し頑張りました。
次に、カーミージーの上にあるサンゴ研究所もプログラミングを使って、壁と天井と床を作りました。最初のプログラミングでは四角の中がブロックで満たされていたので、部屋になる部分をプログラミングで空気ブロックに置きかえました。他にはレッドストーン回路を使ってカーミージーの地下にあるサンゴ養殖場に行くためのエレベーターを作りました。レッドストーン回路では、レッドストーンパウダーだけではなく、観察者、反復装置、レッドストーントーチやコンパレーター、ドロッパーなど、いくつも使ったので建築が難しく、7回も失敗しましたが、繰り返し直し、成功するまで頑張りました。

チーム結成後、ワールド作成に向けてどのように取り組むか話し合いました。
まずテーマの理解が大事だと考え、最初の作業に設定しました。次に、ワールドを作成するためのアイデア出しや、リサーチ活動が必要だと考えました。港川自治会というところで行っている海を守る活動について調べることで、テーマに対するヒントが出てくると考え、そちらへ学習に行くことも計画しました。
調査を終えた後、ワールド制作のための計画をたてました。まずワールド内のエリアを分け、それぞれの担当を決めました。また提出期限から考え、建築作業の完成時期や動画作成、その他資料作成の期限を設定しました。日々の作業では、その日に行う作業のゴールと終了時間を設定しながら進めていきました。チームで直接集まることが難しい時期もありましたが、zoom や Discord を活用し、それぞれの作業を確認しながら完成まで計画通りに進められたと思います。

MAKE CODE
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