応募作品-2022年-
チームの特徴
チームメンバー
1名
注目してみてほしいところはボートでゆっくり流れる「ボートスライダー」です。
展望台の上からボートに乗ってゆっくりと自然を見ながら下まで降りる仕組みです。普段忙しくスピードのある乗り物に乗っていると忘れてしまう自然の良さをこの乗り物に乗ることで再確認することができるようになります。
もう一つは「魚の道」です。中の水族館と外が繋がっていて、水族館の魚が外に出ることができる仕組みになっています。狭いところにいた魚が広々とした場所に移ることで、自然に近い環境で生活することができます。
今回の作品テーマは生き物との共生です。人間は都市に、動物は森に、魚は海・川で生活をして分かれて生活をしていますが、それを一緒にした時にどういう場所が良いのかを考えました。その結果、建物の中に水槽を作ったり、動物の部屋も作ったりすることで常に色々な動物たちが一緒に生活をすることができます。でも狭い空間に他の生き物を閉じ込めるのは自然な姿ではありませんので、そこは広いスペースを作り、生き物が普段の環境に近いところで無理なく生活できるようになっています。
ぼくは今ベトナムのホーチミン市に住んでいます。ベトナムにあるアパートには色々なところがあり、一つ一つが大きく、大きくて高い建物と自然のある公園やプールが一緒になっているところがあり、日本とは違います。今回のテーマに相応しい自然の多いアパートを見たりしました。ぼくの作品にはベトナムにあるアパートを参考にしているところがあります。また、実際に見るだけでなくどういった街が良さそうかYoutubeでリゾートホテルの動画なども見たりしました。
一番大きい建物については自分で作るのは大変なので、単純作業になる大部分の壁を「一歩前に進んで後ろにブロックを置く」という指示を出してエージェントに作らせたり、同じように広い面積の建築が必要な道路についてもエージェントに作らせたりしました。あとはテレポートコマンドを使って一番大きい建物のエレベーターの移動の仕組みも作りました。最後に空中に浮かぶ「Reduce CO2!」をビルダーという文字を書くプログラムで作りました。以上です。
作品テーマについてどういう意味か、どういう世界を作るのかを考える時間をたくさん使い、それを一度ノートに書き留めてみました。そこで動物、魚、鳥たちがそれぞれどういうところで生活をするのか地図で表現して、まずは中心となる建物を作るところから始めて、建物の中やその周りを順番に作っていきました。その途中で思いついたアイデアなどをワールドに入れていくなどをして、そこで暮らす生き物たちが楽しく過ごせるように工夫をしていきました。