応募作品-2023年-
チームの特徴
CoderDojo瀬戸のメンバー7人で参加しています。小中学生の男女を1つのチームにFusionしました。
チームメンバー
6名
チーム名やタイトルにFusion(融合)を含めたように『融合を目指した街づくり』をコンセプトに作品作りを進めてきました。チームは、別々だったチームを一つにし、小中学生、男女を含むチームで色々な見方をできるメンバーで作品作りをしました。
作品では、地球上どちらかは昼間ということで地球の裏側から光ファイバーで太陽光を届けることにより昼と夜の融合で少しでも電気を使わなくしたり、マグマと氷の融合で、温度差を利用した発電をしたりなど、ぶつかりあってしまう存在のものの融合を目指してきました。他にも色々な融合があるので見つけてみて下さい!
はじめに「5.ジェンダー平等を実現しよう」について、私たちは男女それぞれ平等に暮らすためには、やりたくないことはやらなくていいのではと考えました。そこで男・女の仕事という固定概念をなくすためにそれらをロボットにお願いすることにしました。田畑を耕したり、掃除をしたり、ロボットと共存することでジェンダー平等の実現ができました。
次に「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」について、雷やマグマ、氷などの自然物を使いエネルギーを作るようにしました。例えば清流丸という船は旅客や空港の機能を実現しながらも、海上に風車を建設できる機能を実現しました。
最後に「11.住み続けられるまちづくりを」について、災害時に避難できるノアの方舟を作りました。水害対策だけではなく、シェルターとして人間が生きていく為のエネルギー作りとして太陽光発電や、船内では動物の飼育もされています。
マイクラには、氷とマグマがあります。対照的なこの2つに注目し、融合して発電できないかと考えました。インターネットで調べると、ペルチェ素子という片面に熱い物を、もう片面に冷たい物をくっつけると、電気が生まれるという素子を見つけました。そこで、実際にペルチェ素子を購入し、実験してみました。温度の差を出すと、LEDが光ったり、モーターが回ったりしたので発電していることが分かりました。そのことから、実際にマイクラ内でもペルチェ素子を使った発電所を作りました。
また、災害対策などを学ぶため伊勢湾水理環境実験センター(愛知県)へ行きました。チームの皆で大きな津波の実験を見学し、勢いや実際の大きさの関係などを学びました。その対策として波消しブロックの形や置き方、積み方などを勉強し、もし大きな津波や地震が起きた時の為に、災害に備えられる街にしました。
SDGs目標の「5.ジェンダー平等を実現しよう」で取り上げた田畑を耕す作業として、自動でエージェントが植物を収穫し、そのあとに種を設置するプログラムを組みました。ガラスに当たったら跳ね返るようになっていて、毎回跳ね返る方向が切り替わるように、跳ね返る回数を数え、奇数の場合は左に、偶数の場合は右に跳ね返るようにしました。そして目の前が鉄ブロックになると、自動で元の場所に戻ります。こうすることでプログラムを変えなくても、どんな大きさの自動農園でも、跳ね返るブロックと元の場所に戻るブロックさえ決めれば、自動収穫を実現しました。
昨年のマイクラカップに参加した際、期限ギリギリになり、とても慌てて大変な思いを経験しました。事前にスケジュールをしっかり立てれなかったことと、それぞれの予定が合わず作業をする時に何をやればいいか不明確だったことを反省し、今回は実際に社会でプロジェクト開発をしている人にどうやってやっているのかヒアリングをしました。そこで、タスク管理という仕組みを教わり、今からやることの内容や期日、担当者を明確にしたことで、計画通りチームで制作をすることができました。また、普段のコミュニケーションはDiscordというSNSを使いつつ、直接会ってミーティングをする回数も増やしました。しっかり計画を立てて、みんなで密に話し合うことによって今回は最後まで、チーム7人で楽しくマイクラをすることが出来ました。