第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 1942
北九州ブロック
作品名
空の国と陸の国 〜争いじゃなく、話し合いを〜
チーム名
Yuta Sawatsubashi
メイン画像
チームの特徴

プログラミング教室のひびきラボに通っています。去年はチームで参加しましたが、今年は個人で参加します!

チームメンバー

1

2つの国が発展していく様子を表現するために、実は、過去と未来の2つのワールドを作っています。空の国では海がない事、陸の国では真上に空の国がある事で、どんな問題が起こって、どんな生活をするようになったかをたくさん考えました。空の国では、雨水に頼るしかないためため池を作ったり、塩を手に入れるために海水を汲み上げる井戸も作りました。陸の国では、光が当たらない事で植物が育たなかったり、真っ暗な生活だと、気持ちが落ち込んでしまって空の国を悪く思うようになるのではないかと思いました。それぞれの国の人の気持ちになって考えると、必要な建物や設備がどんどん浮かんできましたが、たくさんありすぎて、一つ一つ勉強して調べた事をイメージして作っていくのがとても大変でした。
一人で作っていたので、パソコンを2台使って、作っているものを遠くから見て間違ってないかを確認しながら作りました。

子ども達が距離やお金、性別などに関係なく、平等に教育が受けられるように、皆が行きやすいKIZUNATOWERに小学校を作りました。
住み続けられる社会にするためには、限られた資源を大切に使う事が必要だと思います。SDGsの勉強をして、資源を理由に戦争があっている事を知りました。僕は、自分のためだけでなく、相手の事を思いやれるようになれば争いは減ると思います。「相手を尊重し、話し合いで解決し、助け合う社会」を表現したいと思い、このワールドを作りました。
空の国へは水を、陸の国へは光を届けるために、飲み水の汲み上げや空の穴あけをしました。話し合いができる会議室や今まで協力してきた歴史を忘れないように資料館も作りました。無計画な森林伐採をやめ、リサイクル工場やリユースBOXを作って資源を無駄にしないようにしたり、水力や波力、太陽光、風力、洋上風力発電などの再生可能エネルギーも取り入れました。

タカミヤ環境ミュージアムや遠賀川水源地ポンプ室、エコタウンに見学に行きました。
環境ミュージアムでは、北九州市が昔「公害のまち」と言われ、製鉄所から出る煙や工場排水のため大気汚染や水質汚濁がひどかった事、市民が声をあげ、市役所や企業がそれを聞き入れ今ではSDGs未来都市と呼ばれるまでになった事を、資料やジオラマ、動画などを見て学びました。「青空がほしい」という映画がとても印象的だったので、僕も心に残るような動画を作りたいと思いました。
ポンプ室は中間市にあるのですが、離れた場所にある八幡製鉄所への工業用水や北九州への飲料水も送っていたと知り、水の仕組みをもっと知りたいと思うようになりました。エコタウンで学んだ再生可能エネルギーもぜひ取り入れたいと思いました。
発電に関することや僕が住んでいる北九州市やSDGsのこと、カーボンニュートラルや地球温暖化のことをネットや本で調べました。

MakeCodeは、①井戸を動かす、②海水淡水化施設からの水を空の国へ引き上げた後タンクに貯める、③畑に種を植えた後にAgentに骨粉をかけてもらう、④指定した範囲内でランダムにAgentに木を植えてもらう、⑤地球や太陽をイメージした球体を作るために使いました。
レッドストーン回路やコマンドブロックは、①風力発電のブレードを回す、②電力監視システムで太陽光発電の発電量が分かる、③自動ドアやエレベーターを動かす、④ダムの開閉、⑤ガラスリサイクル工場のカレットになるまでの仕組み、⑥紙リサイクル工場の脱水コンベア、⑦駅の線路、⑧射的、ジェットコースター、シャトルラン、アスレチックなどで使いました。scoreboardコマンドは、①一定のお金があると改札が開くようにした、②お店でお金を持っていると欲しいものが買えるようにした、③感圧板を踏むと換金できる仕組みなどで使いました。

夏休みに入る前は、図書館で借りた発電や環境の本をたくさん読んで、どのようなワールドにするかを考えてマイクラノートに書き込みました。夏休みに入ってからは、発電や環境のことを調べながら毎日何を作るのか、作りたいものをどのように表現するかを考え、一日の計画を立ててそれに沿ってワールドを制作しました。最後の二週間はワールドを何度も見直して、おかしなところは修正したり作り直しました。一分動画や地図などの提出物の準備や、夏休みの自由研究で出すマイクラカップの説明の模造紙も書きました。

MAKE CODE
MAKE CODE