第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 2030
四国ブロック
作品名
二つの街の物語 ダイバーシティ & インクルージョン
チーム名
ワンオブザユニバース
One of the ユニバース
メイン画像
チームの特徴

徳島の小学生から高校生まで、ワイワイ、ガヤガヤ、楽しいみんなで協力して作り上げました!

チームメンバー

40

 最も注目してほしいところは、人種も、文化も、考え方も違う、山を隔てた二つの街がどのようにして多様性を認め合い共生をしているかです。それぞれの街を異なるコンセプトで街づくりすることで多様性を表現し、異なる街同士を一つのトンネルでつなげ、二つの街が融合していった様を表現しています。
 また、テーマであるエネルギーについても、科学力を駆使したクリーンエネルギーと、自然本来の力を使った自然エネルギーの二つのエネルギーを街同士で対比、表現し、それぞれがそれぞれの利点を生かすことで、エネルギーについても包括性を再現しました。
 もう一つのテーマである、ジェンダー平等については、表現することが難しいので、もう一つ大きなカテゴリーとして二つの街のダイバーシティー&インクルージョンを二つの街の融合で表現しました。
 ぜひ、二つの街の住人になったつもりで作品をみていただきたいです。

 誰もが元気に安心して暮らせる持続可能な社会という作品テーマを、まったく文化の違う二つの街の共生というもので表現しました。現代社会において、持続可能な社会に必要不可欠なことは、おたがいを認め合い助け合うことができる社会だと考えました。お互いを認め合い、助け合うことで、戦争や争いのない将来において持続可能な社会が形成され、その社会に住む住民たちが元気に安心してくらすことができます。
 SDGsの目標に関しては、目標5は二つの街のダイバーシティ&インクルージョンで表現し、目標7については、クリーンエネルギーと自然エネルギーの2元化で表現、目標11についても綿密な強靭な街づくりと、自然本来の力を利用した街づくりで表現しました。

 クリーンエネルギーについて、本やネットを利用して調べました。クリーンエネルギーのメリット、デメリットについて学び、使っても減らない資源を利用していることを知ってすごいと思った半面、発電量がかなり少ないことも知り、どのようにデメリットを埋めることができるか考えました。
 作品の中では、クリーンエネルギーとともに、自然本来の力を利用した自然エネルギーとの併用や、エネルギー施設を数多く設置することで、必要電力をまかなったり、例えば、太陽光発電所においては天空に設置し、より太陽に近いところで発電するアイディアを考えたりしました。
 また、エネルギーを送電することができる無線送電システムについても調べました。天空の発電所から無線で送電しているという形で表現しました。

 木の街のシンボルである世界樹や、石の街のシンボルであるツインタワーについて、make codeを利用して建築をしました。
 また、今回のチャレンジの一つとして、make codeを従来使っていたビジュアルプログラミングから、テキストプログラミングのpythonへ切り替え、pythonのみで一から家の自動建築にチャレンジしました。リファレンスを細かく対照し、例えば、階段ブロックの向きや扉の位置等、何度も書き直し、デバッグしながら完成した時はとてもうれしく、達成感がありました。
 プログラミングだけでなく、論理回路を使用した施設も数多く建設しました。例えば、発電施設などで動きを表現するためのクロック回路や、家の中の細かいギミックに数多くの論理回路をレッドストーンで作りました。

 まず一番最初に木の街チームと石の街チームのふたつのチームに分け制作を始めました。そのため、最初は同じチームの中での団結力や協調性が生まれ、その反面、別チームのことが気になり、お互い偵察をしあったり、進捗を競い合ったりしていました。
 それぞれの街がある程度発展していき、トンネルでつなぐ案が生まれトンネルの制作に入ると同時に、半ば反目しあっていた二つのチームの中に協調性が芽生え、お互い制作を助け合ってできるようになりました。
 作品の中の二つの街のように、ふたつのチーム同士がお互いの街づくりを認め合い、二つをつなげるトンネルの制作で二つのチームが一つになれたように思います。

MAKE CODE
MAKE CODE