第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2024年-

作品No. 2181
北海道ブロック まちづくり部門
作品名
みらいへつなぐおもいとじかんのまちにゃんこタウン
未来へつなぐ、想いと時間の町 にゃんこタウン
チーム名
にゃんこだいちょうせん
にゃんこ大挑戦
メイン画像
チームの特徴

個性爆発チーム! 奇跡のチーム、2年目の挑戦です!

チームメンバー

8

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

 作品は、中世のヨーロッパをモチーフとしています。その町の雰囲気そのものに注目してほしいです。未来の町というと近未来のビルなどが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、あえてこのような町の制作を行いました。新たな建物を建てたり、既存の街を再開発して社会の需要に対応させたりするよりも、そのまま長く残っている建物を活用した方が合理的なのではないかという考えが背景にあります。
 また、2つの建造物について紹介します。1つ目、核融合発電についてです。環境への負担が少なく、かつ発電効率がとても優れているこの発電方法を取り入れることでこの町の中でエネルギーを自給自足することを叶えています。そして2つ目の城です。これは観光産業で経済を回す資源として、また文化遺産としての役割を持っています。未来の町でこそ遺産や伝統を大切にすべきだと伝えることを目的としました。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

 主にヨーロッパの建築や洋風建築、核融合発電の詳細について、また観光客がまちに来る理由などをインターネットで調査しました。観光の盛んな街を目指して製作しています。そして、ヨーロッパの町並みを制作するにあたり、必然的にそれらについて学ぶ必要が生じます。Google Earthで実際の町を見て学び、制作に生かしました。そして核融合発電は仕組みが複雑なため、発電所を作る際にその構造について、話し合いで制作するものを決める際にメリットやデメリットなどについて調べています。Well-beingの定義や17個のSDGsの目標ひとつひとつ、幸せについて理解を深めることにも力を入れ、調査や話し合いを通して取り組むようにしていました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

 今回は画像のように、作業の効率化や町の魅力を向上させることを目的として、メイクコードやコマンドを使用しました。発電所を作る際、炉壁を球体として表現したかったので、円を出すメイクコードを作成、また地下の採掘を行う際にエージェントのプログラムを作成して利用しました。メイクコードはほかにも様々な場面で多く使用し、大規模な建築ではfillコマンドを使用するなどして効率化に努めました。言葉を画面に表示するコマンドも調査し、町に入ったときに「ようこそ!」などの言葉を表示するようにしています。

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

一度、4月頃から作っていたワールドデータが締め切りの1ヶ月ほど前に消えてしまい、提出したワールドは1ヶ月間で作ったものになっています。事前にある程度決めていた町の規模を縮小してはいますが、その規模の小ささを生かした良い町づくりを行えたのではないかと思っています。またスムーズに制作を進めるにあたり、予定を把握しやすいようにLINEやカレンダーアプリなどでの情報共有を欠かさないようにしていました。しかしなにより、事前に立てていた構想がハプニングへの対応を迅速に行う助けとなり、今回の作品制作のキーポイントでもありました。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?
SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。

 構想段階での話し合いで、私たちのチームは「完全なWell-beingの実現は難しい」という結論に至りました。しかし、SDGsと人々の幸せについて、できる限りその実現に近づけられるようにと私たちなりに表現しました。
 例えば、伝統ある建造物を残した町づくりを行うことにより、楽しく住むことができるようにすることです。また、SDGsのジェンダー平等などの項目に配慮し、価値観の多様化に対応した、できるだけ多くの人が快適に自分らしく暮らせる町を制作しました。そして、災害にも対応できるような設備も求められてくるため、災害時も農業などを行って長期間の生活が可能な地下シェルターを制作しました。ほかにも、画像にあるような様々な制作物を、SDGsに沿って作りました。また、今回の制作の舞台は平地が少ない盆地であることが特徴です。その土地不足は、地下や山を切り込む形態の建築物を増やして対応しています。