応募作品-2024年-
チームの特徴
茅ヶ崎のプログラミング教室LaLaLa KIDSに通う2年生と3年生男女混合チームです!
チームメンバー
5名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。
私たちが”ウェルビーイング”に必要だと思った3つの幸せは「達成感」「非日常」「自分だけのオリジナル」です。
50年後はきっとお父さんもお母さんも生きてると思うけど、100年後は私たちもみんないなくなっていると思います。じゃぁ不老不死が幸せなのか?今よりもっともっと便利になったら幸せなのか?と考えたら、そうじゃないかも、という思いになりました。それを考えるために、「全部AIがやってくれる楽ちんな50年後」と「3つの幸せをしっかりと感じられるWell-beingたっぷりの100年後の世界」の両方を作って、本当にウェルビーイングが何なのかを考えました!
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。
まず、ゲストスピーカーを招いてのオンライン講義を行い、「幸せを感じるために必要な条件」、「作品の時代設定を何年後の未来にするか」といったトピックについてみんなで話し合いました。
その後、決めた「幸せを感じるために必要な条件」を、どうやってマイクラ内で表現するかをチームで考えました。
また、作品のテーマである「技術の発展が必ずしも人々の幸福につながるとは限らない」を考えるために、自分たちの年代だけでなく、幅広い年代の家族や友達にとりました。「今より昔のほうが幸せだったこと・もの」や「昔よりも今のほうが良くなったこと・もの」をインタビューしました。その結果「今の方が良いのは便利になったこと」「昔の方が良かったのはコミュニケーション」という結果になりました。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?
50年後のAIが急速に普及した世界では、AIが何でもかんでもやってくれる世界であることを強調するために色々な所でコマンドを使いました。たとえば、人々が住む家の中からボタン一つで食べ物などが手に入るような仕組みや、VRで遊ぶアスレチックやPvPの臨場感を出すためにVRに入り込む演出をコマンドで作りました。
100年後の世界は、AIによる便利さはもちろんあるけれども、便利より「幸せを感じる」ことがの方がウェルビーイングだと考える世界なので、50年後の世界と比べるとコマンドの数はかなり減っています。AIロボットが家事をやってくれるという便利さは100年後にも必要です。ショッピングセンターでガチャを回す部分など”楽しめる街”に必要なコマンドはしっかりと使っています。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?
4月にチームを組み、毎週1回みんなで集まるスケジュールを組みました。4月に、まずはテーマである「Well-being」についてのオンライン講義を受けました。そこから6月くらいまでは、話し合いながら街のコンセプトを決め、設計図を描いたりしました。本格的に制作を始めたのは7月。8月の夏休みは自宅でのオンライン制作も合わせて作り込んでいきました!
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?
SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。
私たちの作品テーマは「技術の発展が必ずしも人々の幸福につながるとは限らない」というものです。
このテーマを表現するために、「技術が発展し尽くして面白みに欠ける50年後の世界」と、「技術的には劣るが、3つの幸せを感じられる100年後の世界」という、対照的な2つの町を用意しました。
50年後の世界では、不老不死の研究所やVRゴーグルを用いたアスレチックなどの遊び、ボタンひとつでほしいものが飛び出してくる装置などで技術の発展具合を表現しています。
100年後のほうでは、50年後の完璧な世界には存在していなかった「達成感、非日常、自分だけのオリジナル」という3つの幸せに関する要素を、自分で頑張って調理したものを美味しく食べるキッチン、特別な日に行くホテルやキャンプ場、完璧でなくとも好きなものであふれる自分だけの家とそれぞれ表現しています。