応募作品-2024年-
チームの特徴
秋田市のプログラミング教室からの参加です。プログラミングクラスと、放課後マインクラフト部でチームを組みました。
チームメンバー
14名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。
注目していただきたいのは、メイン画像にもしている「マイクランド」です。廃坑となった尾去沢鉱山の跡地を、秋田県とマイクラがコラボした、アミューズメント施設と学びの空間に作り変えました。
苦労したのは、マイクランドの設計です。ジェットコースター、お化け屋敷といった娯楽施設と、鉱山や秋田の歴史に関する資料館を調和させるのが難しかったです。秋田で多発している熊問題は対策済みです。
また町の様々な施設を学校として利用できるよう工夫しました。図書館、水族館、屋外などそれぞれの場所でオンライン、対面、体験を通してなど色々な学び方をします。
年齢や国籍、障害の有無などに関わらず、AIによって一人一人に最適化された学びなので、分からなかったり、物足りなかったり不満を持ったりすればすぐに対応可能です。県民の学習意欲や学力は非常に高く、それぞれの分野でのエキスパートがたくさんいます。
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。
インターネットで、二酸化炭素から人口ダイヤモンドを生成する技術の調査をしました。この技術により収入が大幅に増えることで、BI(ベーシックインカム制度)を導入、県民にはダイヤモンドが無償で配られ、働かなくても生活には困らなくなります。
脱炭素時代の錬金術?CO2からダイヤモンド
https://www.kokuhosystem.com/blog/archives/61
Carbon Capture Diamonds: Our Process | Aether Diamonds
https://aetherdiamonds.com/pages/our-process
尾去沢鉱山は実際に現地に足を運び、鉱山の歴史を学びました。
史跡尾去沢鉱山
http://www.osarizawa.jp/
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?
太陽光パネルアートをMakecodeで作りました。一部JavaScriptにもチャレンジしています。なまはげのイラストからドット絵を作成、それを数列のデータに変換し、プログラムに組み込みました。
この太陽光パネルで、マイクランドやモビリティの電力がまかなわれています。観光スポットとしての役割もあります。
また学校もMakecodeでつくりました。子供から大人まで、多くの人が自由に教室がつかえるよう、たくさんの学校を建てました。
その他にも、GoogleMapの地形データとWorldPainterで秋田の地形をワールドに表現しました。
Blockbenchでは、なまはげや、はたはたなど、秋田にゆかりのあるキャラクターや、マイクランドのマスコットキャラクター「コメーパー」をつくりました。
沿岸部のマイクランドをつなぐ地下鉄駅には、エレベーターを設置しました。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?
〇4~6月 建築のスキルアップ
今年度は建築のレベルをあげるために、さまざまなテキストを使い、建築の練習からはじめました。
〇6月 ワークショップ開催
大会から配布されたワークブックを活用し、参加者全員、アイデアだしをしました。
それぞれ個性的なアイデアが集まりましたが、それらをまとめて、今回のワールドのテーマやイメージをかためていきました。
〇7~8月 ワールド作成
担当を決めて制作にとりかかりました。何を作るか、作りたいかを話し合い、担当を決めました。
今回は以下の3つのグループに分かれました。
・建築
・プログラミング
・アドオン
主に中学生がプログラミングやアドオンの難し箇所を担当しました。作業終了後は建築の手伝いをしました。
活動頻度は週1回、1~2時間程度、夏休みにはいってからは週3~4回に増やしました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?
SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。
1.経済の発展と安定化: BI(ベーシックインカム制度)の導入やマイクランドの建設により、県民が安心して暮らせる社会を実現しました。(SDGs⑧①)
2.教育の最適化: AIを活用した個別最適化された教育システムにより、全ての人が自分のペースで学ぶことができます。年齢、国籍、障害の有無などに関わらず、誰もが質の高い教育を受けられます(SDGs④⑩)。
3.誰もが活躍できる超自己実現社会:BI導入により、自己実現や地域貢献の為に働く人が多くいます。クリエイターズタワーでは、ゲーム、映画など、様々なクリエイターが活動したり、将来この分野で活動したい子どもたちに教えたりしています。どんな子どももあたたかく受け入れられ、地域全体で教育や子育てに関わります。子どもたちが大人になると、地元秋田で教育や秋田の発展に貢献するようになり、教育と発展の好循環が生まれています。(SDGs⑪⑯)