応募作品-2025年-

チームの特徴
平均年齢7歳、マイクラ大好き小学生チームです。 違う小学校の子どもたちですが、作っていくうちに次々とアイディアが出て、学びながら楽しく取り組みました。
チームメンバー
8名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

つなみからまもる「巨大ていぼう」と火事からまもる「水のかべの家」
じしんがあると、つなみや火事でまちがこわれることがあります。そこで、まちをまもるために、ぼくたちは「巨大ていぼう」と「水のかべの家」をつくりました。
①巨大ていぼうづくり
MakeCodeをつかって、エージェントといっしょに高さ24メートル、あつさ4メートルの大きなていぼうをつくりました。ふだんはおしろのかべみたいでかっこいいけれど、つなみがきたらまちをまもります。
②水のかべの家
さいしょは水だけで家をつくったら、水があふれてしまいました。そこで石と石のあいだに水をながして、こぼれないようにしました。この家はもえにくく、じしんのあとにかじがおきてもあんしんです。
【ポイント】
・もえにくい水のかべの家
・でんきがなくてもつかえる水のエレベーター
・屋上のほっと休けいスペース
・まちの地図
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

①名古屋市ぼうさいセンターへ見学に行きました
いせわん台風で、なごやにたかなみがきたときのようすをまなびました。
つなみがきてもあんぜんな高さにするために、家を二階建てにすることが大切だとおもいました。
あとは家具を固定することで、ゆれてもケガをしないようにすることも大切だとわかりました。
②実際にまちづくりにかかわっている大人に話をききました
土地改良(とちかいりょう)、防災のお仕事をしていたじいじに、土砂災害には、治山治水(ちさんちすい)が大切で、水がたまる・流れる場所を作るんだよ、とおしえてもらいました。
③本やネットでしらべました
名古屋市の防災ハンドブックをかぞくとよみました。またアメリカの山かじのときに、もえなかった家があることをおしえてもらい、ネットでしらべて、きじをよみました。もえにくく、こわれにくいそざいで家を作るのが大切だとまなびました。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

①「MakeCodeをつかったていぼうづくり」
ぼくたちは、MakeCodeでエージェントにていぼうをつくってもらいました。じしんのあと、つなみからまちをまもるには高いていぼうがひつようです。そこで、さがりながらブロックをおくプログラムを組んで、エージェントにつくってもらいました。
②上からも下からも呼べる 「レッドストーンエレベーター」
まちをもっとべんりにするために、レッドストーンでしかけをつくりました。とくにエレベーターは、めっちゃたいへんでした。
粘着ピストン、スライムブロック、はちみつ、ドロッパー、オブザーバーでつくりました。
③太陽光パネルで発電して「じしんでてい電になっても部屋が暗くならない」しくみ
じしんでも部屋がくらくならないしくみをつくって、まちのたてものにつけました。日照センサー、レッドストーンダスト、レッドストーンランプで作りました。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

① あつまって話し合う
みんなであつまって「地しんがきてもこわれないまち」にするにはどうしたらいいかを話し合いました。
地しんのあとには、つなみや火事がおきるので、(1)つなみからまちをまもるていぼうと、(2)火事につよいそざいの家をつくることにしました。話したことは、Miroというツールにまとめました。
② せっけい図をつくる
つぎに、どこになにをつくるか、だれがつくるかをきめました。ていぼうの高さやあつさもかんがえて、せっけい図をかきました。
③ 話しながらつくる
つくりはじめてからは、おとまり合宿をしたりDiscordのボイスチャンネルをつかって、「どこまでできたか」「つぎはなにをつくるか」を話しながらつくりました。つくっているあいだにあたらしいアイディアも出てきて、それも入れてつくりました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

ぼくたちのワールド「まもるアイランド」は、じしん・かじ・つなみなどのさいがいにまけないまちです。
島でさいがいがくると橋がつかえなくなるので、島と島をつなぐトンネルをつくりました(①)。かいがんには巨大ていぼうをたてました。ふだんはおしろのかべのようでかっこいいけれど、つなみからまちをまもります。もしじしんがきたときは、ゆれを感じると恐竜のめがひかるのでわかりやすいです(②)。
たてものはかたいそざいでつくり、ゆれてもこわれにくくしました。さらに、かじにそなえてもえにくい水と石をつかった「水のかべの家」や「水のエレベーター」をつくり、かじから家をまもります。
キッチンやベッドのあるひなん所もつくり、いざというときくらせます(③、④)。さらにSDGs目標7をかんがえ、太陽光発電所(⑤)やシーランタンをつかいました(⑥)。よるも明るく、あんぜんにすごせるまちをめざしました。