応募作品-2022年-
チームの特徴
石垣島のプログラミングクラブ「CoderDojo Ishigaki」の小3~高1&オンライン参加メンバーのチームです。 学校の運動会や学芸会、お祭りも縮小・中止になるなかマイクラカップは今年で4回目!毎年恒例の大切な行事です♥今年もみんなで楽しみたいです!
チームメンバー
10名
「サンゴ礁の海」です。僕らの島と同じ堡礁(バリアリーフ)の海を再現しました。礁湖(ラグーン)には砂地に浅瀬特融の珊瑚の配置をし、幅200m長さ約1キロのサンゴの帯を作成!礁嶺(リーフクレスト)礁縁(リーフエッジ)の先は、海中の巨大な崖・礁斜面(リーフスロープ)がワールド最深部まで続いています。ぜひ素潜りで楽しんでください!
今まで見てるだけで何もできなかった珊瑚の白化、耐えることしかできなかった台風…大自然の驚異に立ち向かい、サンゴ礁の海と生き物と共存する街がここにがあります。
延々と流れ着くプラゴミは海に浮かぶ住宅が回収し産業として活用しています。
お風呂のように熱い海でどんどん白化する珊瑚。台風で海を洗ってほしい…でも農作物や街は被害を受ける…。そんな島の人々の想いを大切にワールドを作りました。台風の暴風雨、荒波、大自然の前では僕らは無力です。でも、海を、動物を守るためにはとても大きな問題に立ち向かわなければいけません。この世界の人々は雨戸を閉め家に閉じこもるのではなく、海に出て海で暮らしながら海を守っています。台風が丁度よい進路になるよう、また街のシンボル「世界樹」は巨大湧昇装置で深海から冷たい海水を汲みあげ海水温のコントロールをしています。
世界サンゴ貯蔵庫では、800種のサンゴを補完、サンゴの養殖、褐虫藻を育成しています。
海に潜りサンゴの状態を目でみました。もともと感じていた海水温上昇の問題、今まで感じていたことをもういちど確かめて深めることにしました。白化したばかりの珊瑚は海のなかで太陽の光をあびて一見とてもきれいに見えますし悲しくも見えました。
僕らの力ではどうにもできない暖かい海、肌で感じ目で見て解決しなければならないことは目の前にあることを再認識しました。
また、パーマネントカルチャーを実践しているキャンプ場に行き、山奥で循環型の暮らしをしていることに感動しました。その体験を参考に浮遊型の家を作りました。
制作時間が少なかったため、建築のほとんどをプログラミングにたよりました。メイクコードで再現できないものはJavaScriptで対応しました。JavaScriptでは時短のために造形物の制作開始位置の変更(例えば球体は通常x⇔zで実行されるがY+→Y-に向かって実行できるようにした等)、波形の壁、8の字の建造物、ドーナツ型のプログラムなどです。また、リーフスロープとなる珊瑚の植樹では、テーブル状の珊瑚の大きさ、位置、ブロックの種類をランダムに配置できるようにしました。
「動植物保護責任分担法が施行されてから100年後の未来」という、昨年僕らが造ったワールドの世界観を引き継ぐことにしました。同じ世界の別の街という設定で、実際に昨年のワールドに立ち、その街から今回の舞台となる土地を探す旅に出ました。ワールドを生成すればもっと効率的に良い土地が見つかるかもしれませんが、リアルな世界も再生成できないので、なんだか必要な作業だと感じました。
制作時間は少く、全員が同時に作業できないことは分かっていたので、皆でコンセプトを固めてから役割分担は明確にしました。基本的にはワールドデザイン担当、プログラミング担当、自然造形班の3つが連携して制作をしました。