第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2022年-

作品No. 964
北海道ブロック
作品名
砂漠の緑地化に挑戦しながらSDGs教育にも取り組む街
チーム名
Team RINA
メイン画像
チームの特徴

初めてのマインクラフトですが、地球の環境問題について一生懸命考えて作品を作ります。 よろしくお願いします。

チームメンバー

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地球環境に短期、中期、長期で対応するシステムがある街になっている点です。具体的には①短期的な点では敢えて砂漠と隣合わせの街とし、砂漠を緑地化するこためのゴミ収集所があること、風力発電所が設置され自然エネルギーで街の電気が賄われるようにしたこと、②中期的には必要以上の資源の乱獲を排除するため、住民同士が物々交換を行う交換所があること、また交換所と畑の間にトロッコが敷設されていること、③長期的には②を無理なく実現するために、子供の頃から意識を変えるための学校があること、坂の上にある学校まで足が不自由な人でも行けるように交換所と学校の間もトロッコで移動できること。そして地球を常に意識できる街のシンボルである大きな木があることです。

①短期的に取り組んでいる砂漠の緑地化については、ゴミが収集所に集められますが、そのゴミが(i)生ごみの塊と(ii)焼却灰に分けられます。生ごみの塊は砂漠に置かれ、そこにシロアリなどの虫が来ることで徐々に砂が土に変わり、植物が生える仕組みになっています。焼却灰は不純物が取り除かれた後に畑に撒かれるなどして肥料として再利用されます。二酸化炭素を出さないために火力発電ではなく風力発電で街の電気を作るようにもしました。②中期的な取り組みである、"無駄の排除"ですが、『お金を儲ける』『必要以上に豊になる』ことが、海洋資源などの資源の乱獲に繋がっていると考えているので、『必要な量』を『交換』することで乱獲を防ぐ交換所を設けています。③ただし、この『儲ける』『必要以上に豊になる』という概念を無くすことは簡単ではない為、子供の頃からそういった意識を持つための『教育』を行う、長期的な取り組みも行っています。

『海・陸の豊かさを守る』を理解するために映画”不都合な真実”とNHKの過去の特集番組を見たりインターネットの記事を読んで情報収集をしました。また香港は自然保護を積極的に行っていることが分かったのでWoodside BiodiversityのEducation Centerに行き、香港の野生生物の生息状況などについて見ました。そこで分かったのは既に危険な状態にあり、単に環境を悪化させないだけではなく、緑を戻すことが最大の問題である温暖化にとって最も意味があることが分かりました。京都大学でゴミを使ってシロアリを呼び込み砂漠を緑地化する取り組みをしていることを知り今回の街のシステムに取り込みました。また、地球環境を変えるためには人類がみんなで考えないとダメだと思い、中長期的な取り組みについても人間の欲望について調べることができました。

メイクコードを利用して①土地の高低差を埋めるために高い所を削り、低い所を埋めて平地にする際、②風力発電所のタワーを作るさいにタワーを高くする際、③街中に道を作る際にプログラミングを利用しました。今回私が選んだエリアは砂漠に近い場所だった影響からか、かなりデコボコした場所でした。道を設置したり、家、学校、ゴミ収集所、交換所を建設するために、デコボコを均す必要がありましたが、ひとつひとつブロックを消したり、埋めたりしていては時間が足りないので、プログラミングを利用して、広範囲を一度に平地にできるようにしました。また、風力発電所のタワーを高くしたり、道を作る際にも単純にブロックを置くだけの作業だったので、簡略化するためにプログラミングを利用して作業時間を短縮させました。

SDGs及び、14『海の豊かさを守ろう』、15『陸の豊かさも守ろう』について映画、TV、インターネット、香港のEducation Centerで調べたり両親に聞いて理解を深めました。その結果、地球温暖化、砂漠化により海面の上昇があがったり、緑がなくなることが分かりました。現在、世界中で取り組んでいる温室効果ガスの排出量抑制だけでは足りないと感じた私は、砂漠を緑に戻すことと、地球を守ることが自然にできる人間の育成が必要と考え、それらができる街を作ろうと考えました。まず、紙に街のコンセプトや地図を描き、それをもとに順次、マインクラフトの世界にそれを落とし込んでいきました。

MAKE CODE
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