応募作品-2022年-
チームの特徴
プログラミング教室サニーガーデンアカデミーのみんなで挑戦します!
チームメンバー
1名
作品の中で注目して
みてほしいところ
最初にワールドを制作するにあたって、建造物自体に生物が住める素材を使おうと決め制作に入りました。例えば大きなスタジアムの屋根は枝葉の素材を使い、鳥や多くの昆虫の住める生態系を形作っています。木や枝葉だけではなく、土を素材とした噴水や、氷原では氷を素材に、氷の中に住む微生物が住める生態系を維持できるような、生物多様性の減少をできるだけ抑える建築をこころがけ、そういう観点で建造物に注目してほしいです。自然の素材を使うことで生物多様性が過不足なく人間と共生できるかを考え制作をすすめました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
生物多様性を維持していくための素材選びを建造物の中で表現しました。大木自体を居住区にするために、テレポートを使って居住スペースを飛ばすことで大木という生物にとって住みやすい生態系を崩さず開発することができました。地下にガラスを使った大きな建造物の外に水を張り、サンゴ礁などの簡易的な海洋ビオトープをつくることで、生物多様性の保全をおこなったり、天空に植物の多様性の減少を防ぐためのビオトープ兼種子貯蔵庫などをつくることで生物多様性の減少を抑える努力を表現しました。
どのようなことを調べたか
YouTubeやインターネットを活用して生物多様性や生態系について調査しました。植物の生物多様性の減少からくる種の絶滅を防ぐために種子貯蔵庫が世界中にあることを知りました。特に、マイクロソフトのビルゲイツが管理しているスヴァールバル世界種子貯蔵庫について深く調べました。これらを参考に天空に浮かぶ植物ビオトープを建造しました。生物の脅威がなく、必要な生態系を管理して種子の保存ができる施設です。また、地下にも種子の貯蔵ができる施設をつくりました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
大きな建造物や幾何学的な建築には極力make codeを使うようにしました。今回、屋根付き、家具付きの小さな民家をプログラミングのみで建設することにチャレンジしました。屋根や家具の配置、壁など、細かいパーツごとに関数を組み、それらをひとまとめにすることで瞬時に屋根付き、家具付き民家を建設できるようになりました。座標の正負が逆だったことで屋根が反転したり、ループ数を間違え屋根が空中に浮いたりとたくさんのバグをデバッグをすることで、最後に完成したときは嬉しく、大きな達成感がありました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
プログラミング教室のレッスンの中での制作であったため、レッスンの時間が違うことから、会うこともない仲間との制作でした。意思の疎通がうまく取れず、意にそぐわない建造物がいつの間にかできていたりしたときは、お互いゲーム内の看板や本や、先生を介しての話し合いで納得いくまで話し合い、訂正、改築等を繰り返しました。それとは逆に素晴らしいアイディアや、建築物をみると会えないことが逆に新鮮でメリットだと思えることもありました。共に制作する中で、絆のようなものが生まれたように思います。