応募作品-2022年-
チームの特徴
徳島の小学生から高校生まで、ワイワイ、ガヤガヤ、楽しいみんなで協力して作り上げました!
チームメンバー
40名
作品の中で注目して
みてほしいところ
テーマの生物多様性を守るためにどのように表現したらいいのか考えましたが、ありきたりの方法しか思いつかず、みんなで話し合ってひとつのアイディアが出ました。それは、「開発や汚染で滅亡した世界をもう一度再生させる」というアイディアです。
メサバイオームを滅亡後の荒野と見立てて、人類は空に生きることを決めました。空の上のコロニーには、生態系を回復させるためのビオトープや、生態系に最も大切なサイクルである光合成を人工で実現させる人工光合成施設などがあります。居住区は自然と共に草木は豊かに、商業地区は多くの娯楽施設があります。空の上に希望を見出した人類はどのように自然を再生しようとしているのかを注目して見て欲しいです。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
生物多様性について、自然の再生に必要なビオトープや人工光合成施設で表現しました。大きな意味での生物多様性と共に、人類の中での多様性(ダイバシティー)についても表現しました。多くの文化の違う建造物や、NPCを配置することで、多様性を表しました。
二つのSDGSについては陸の豊かさについて、空の上に浮かぶ森や川、その周りに住む動物たちで表現し、海の豊かさについては、コロニーの中央に浮かぶ巨大水槽の中にサンゴ礁を作り上げることで表現しました。何もないコロニーに生命を吹き込むことで、自然再生に必要なものは何かがよく見えてきていろいろなアイディアを思いつきました。
どのようなことを調べたか
生物多様性を調べるにあたって、生態系サービスについて深く調べました。人類に多くの恩恵を与えるこのサービスは何なのか調べることで、絶滅後になにが必要なのかがよくわかるようになりました。その中でも植物の多様性から、生きるために最も必要な酸素とエネルギーを供給してくれる「光合成」について深く調べました。植物たちは二酸化炭素と水と太陽のエネルギーを酸素と糖(エネルギー)に変えます。
それを人工的に行う技術があることを知って、未来に必要な技術だと思いました。二酸化炭素と水を光触媒を使って、水素とプラスティックをつくる技術だそうです。この技術は日本が最先端を走っていることも知りました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
コロニーのプレートや、巨大水槽、スタジアム等の円形施設をつくるのにプログラミングを使用しました。特にコロニーのプレートと巨大水槽をつくるためのプログラミングは作るのに非常に苦労しました。座標を変数におきかえたり、一つ一つの動きを関数にまとめて、それらをループすることで巨大なプレートや水槽をつくることができました。何度も何度も失敗しながら最後にできた時はとてもうれしかったです。
テレポートマシーンや、エレベーターなどにはコマンドを使いました。NPCたちにもいろいろなコマンドを使って、コロニーに活気を与えました。自動ドア等にレッドストーン回路を使いました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
大人数での制作だったため、互いに報告しあい制作をすすめました。最低限の知識をみんなで共有するために、何本かの同じビデオを見て学習しました。生物多様性や生態系については生物多様性パネルを教室に見えるところに貼ってそれを見ながら制作をしていきました。絶滅後の世界というアイディアをみんなで考えるときに、先生をとおして、他のメンバーとやりとりができるようにしました。建設途中の施設がなにをつくっているのか伝えるために、看板や本などで詳しく説明するようにルール決めしました。一緒に作業できる時には、作成する前に先生と一緒にどうするか決めてから協力して制作にはいりました。