第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 1914
東京ブロック ヤング
作品名 PEFI 〜幻の電気の島〜
チーム名 けやっきーず
チームの特徴

都立府中けやきの森学園の部活動「eアスリート部」で参加しています。東京都にある特別支援学校です。部活動でプログラミングやゲームに楽しく取り組んでします。マイクラが大好きな生徒がいて参加しました。地域の小学校の友達も参加しているインクルーシブなチームです。よろしくお願いします。

チームメンバー

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作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

  今回、PEFI(Phantom Electric Floating Island) 〜幻の電気の島〜の作品を作る上で、見た目と実用性にこだわりました。
 土ブロックを並べた浮島では味がないため、コンクリートを使用することでクリーンな印象をもてる島になるよう工夫しました。さらに、風車や、太陽光パネル、ダムなどの発電所の配置を、引き立つような形に並べました。
 また今回のワールドでは「発電」が重要なところになるため、発電所でしっかり発電できるようにレッドストーン回路を整えました。また、レッドストーン回路やコマンドブロックなどが剥き出しにならないように、隠せるものは極力地下に隠すようにし、見栄えと実用性の両立を目指しました。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

 地球温暖化による気候変動は、緊急を要する課題の1つです。そのためSDGsの目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」に着目し、ワールドで表現しました。
 クリーンエネルギーには繰り返し使い続けることができるという長所もありますが、短所もあります。風力発電では、土地の広さ、地形、天候が発電に影響を及ぼし、太陽光発電では、天候が発電に影響を及ぼします。水力発電では、土地の広さ、地形が影響を及ぼすなど、概ねすべてのクリーンエネルギーには導入する際にかかるコストが高いこと、発電量が気候に左右されやすい点が課題となっています。これらの問題点を解決するために作成したのが、この「浮島」です。浮島として浮かせることで、建物で覆い尽くされた地上よりも広い土地を確保できます。また、空に近いことで、雲や天候の影響を受けずに発電することができるのではないかと考え、アイデアを形にしました。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

 ワールドの中に風力発電、太陽光発電、水力発電の発電所を建てようと思い、それぞれの施設で発電できるように発電の仕組み、機械の仕組みをインターネットで検索して勉強し、それを元に再現できるように努めました。
 風力発電は、山間部や海の近くに風車を置くことで、効率よく風を送ることができるようにしている、ということを学びました。また、風車はひとつずつが大きいので、広大な土地が必要だということも学びました。
 太陽光発電は、家の屋根に設置することでも簡単に取り入れられますが、夜や曇り、雨など、日光が当たらないと発電できないことに気づきました。
 水力発電は、ただダムを設置すればいい、というわけではなく、ダムを設置してから、放水する土地、放水した水で回るプロペラなど、勉強するまでは知らなかったことに気づきました。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

 以下5点にプログラミングを使用しました。
・風車のプロペラを回す。
 風車をただ設置するだけでなく、風車のプロペラを回すアニメーションを作りました。

・水車のプロペラを回す。
 風車同様、水車のプロペラを回すためのアニメーションを追加しました。

・整地
 手作業で、土地を耕すのは大変なので、fillコマンドを使用して整地しました。

・ストラクチャーブロック
 風車や水車のアニメーションを追加するのと、1ブロック分ずれた建物を正しい位置に直すためにストラクチャーブロックを使いました。

・隠しブロックの入手
 コマンドブロック、バリアブロック、ライトブロック、ストラクチャーブロック、ストラクチャーヴォイドなど、通常入手できないものを、コマンドで出して使用しました。

また、MakeCodeは使用せず、コマンド構文を直接組み立ててプログラムしました。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

  ワールド作成のためにみんなで同時に作業できる時間が限られているので、なるべく効率よく作業を進めていけることに重きを置きました。
 そのため、作品の近くに、ミーティングルームを作り、「ボード」を設置しました。「ボード」には1日でやることを全て書き出し、目標を可視化できるようにしました。また、それぞれのメンバーの得意分野ややりたいことを把握し、仕事を割り振りました。作業中に分からないことやメンバーにお願いしたいことは、ゲーム内のチャットも使用し相談しあいました。そのおかげで、無駄なく効率よく、楽しく作業をすることができました。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
MAKE CODE