第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 1218
南関東ブロック
作品名
天空と沖合に避難せよ
チーム名
TRY&エラー
メイン画像
チームの特徴

茅ヶ崎市のプログラミングと英語の教室 『LaLaLa KIDS』 からの参加です。 市内の6年生3人、5年生1人のグループです。小学校は全員バラバラ。今回のマイクラカップへのチャレンジで「はじめまして」の4人ですが、応募に向けての制作を通して、とっても仲良くなりました。 応募に向けて、「ああでもないこうでもない」とTRY&エラーを繰り返しながら、楽しく制作しました!

チームメンバー

2

津波から確実に身を守るための”最強”の「天空の避難所」です。現実的にはあり得ませんが、やっぱりそれしかない!と思いきって作りました。大きな丸い土台をコマンドで作るのと天空の城ラピュタのような感じにするのにとても苦労しました。なるべく街っぽくするために、ストラクチャーブロックを使ってマンションや家をコピーをしてたくさん作ったことも工夫した点の一つです。

『住み続けられる街づくり』をメインテーマにし、自分たちが住んでいる茅ヶ崎と同じような海の街をどう津波から守るのかを考えました。
津波がきた時に私たちがとるべき行動は、「高いところへ避難する」というものです。これはもちろん大切な行動だし、有効なものですが、どれくらいの規模の津波が、いつ来るかわからない中で、絶対安全とは言えない不安が常にあります。確実に津波から身を守れる避難所として、最強の『天空の避難所』と、津波の影響を受けない『沖合の避難船』を作ることで「住み続けられる街づくり」を表現しました
『ジェンダー平等』については、各施設のトイレを個室にしてジェンダーレストイレにし、マンションの大浴場は、男湯女湯に分けずに、時間で男女別利用と個人利用ができるようにして、使い方を選べるようにしました。
また、黒潮発電や、メサに巨大なソーラーパネルを置いて『クリーンエネルギー』を表現しています。

理科の先生に3つのテーマについての講義をしていただきました。また、東京大学に通って「ジェンダーレストイレ」について研究している学生の方のお話を聞き、日本と海外のトイレ事情の違いなどを知ることができました。
「津波に強い海の街」をテーマにしたので、津波のことはいろいろ調べました。その中で特に印象に残ったのが、東日本大震災の時に、沖に出た漁船が何隻も無事だったという記事です。津波が発生する仕組みを知ると、沖合が津波の影響を受けにくいことがわかりました。また、NHKの南海トラフ地震についての番組をみんなで見たり、VRゴーグルで津波発生時の映像を見て擬似体験したりして、地震や津波の怖さを改めて知りました。
海外で人気のYouTuber、Nas Dailyさんの動画では、海底温室で野菜を育てる取り組みが実際にイタリアで行われていることを知り、ワールドに作ってみました。

太陽光が強いであろうメサに、巨大なソーラーパネルをmakecodeを使って敷きました。
3人のエージェントを同時に動かして、複雑な山の地形に沿った形でパネルをおきました。
また、コマンドもたくさん使いました。fillコマンドで整地や避難所の土台作り、マンションの外の壁などを作りました。マンションやヘリコピターをコピーして街を作る時には、cloneコマンドやストラクチャーブロックを使って作りました。
座標を間違えないようにするのが難しくて、とても大変でした。

①4月にまず大まかなスケジュールを立ててから作業に取り掛かりました。
②最初の3週間は、マイクラをやりたいのをぐっと我慢して、講義を聞いたり、調査をしたり、何をメインテーマにするかなどをしっかり話し合いました。
③メインテーマに一番合うバイオームをみんなで時間をかけて探しました。
④どのような街にしたいか、を話し合いながら、大きな模造紙に街の設計図を描きました。
⑤設計図ができたら、制作開始! 毎回マイクラを開く前に、10分間「誰が何をやるのか」を話し合う時間を取りました。制作ゴールを決めて、次回に向けての課題を書くという作業をしました。

MAKE CODE
MAKE CODE