第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 2098
南九州ブロック ヤング
作品名 陸、海、空でクリーンエネルギー 続ける社会 繋がる未来
チーム名 Kids Code
チームの特徴

小学生から高校生までのプログラミング集団です。 今大会のプロジェクトリーダーは小学6年生!年齢関係なく、良いところも悪いところも共有し、切磋琢磨しています。

チームメンバー

12

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

見てほしい所はたくさんありますが、中でも
・実際の熊本のような街を再現
・様々なクリーンエネルギーを活用した発電所
・沈みつつある街をどのように救うか
・複数の都市
・プログラムを活用して色々な形を利活用
・観光してもらっているようなギャラリーの制作
です。

特に、新しいクリーンエネルギーをどのように表現するかを悩みました。
また、建築物の耐震構造や減災になるような工夫や、復興を象徴する建物の再現、名将の治水工事などを参考にして、制作しました。

特にクリーンエネルギーに関しては、メンバー全員の知識を深めるために、専門家に講座を開いていただいたり、実際の地熱発電所へとフィールドワークへ出かけたりしました。

チームメンバーが多いので、日程を合わせたり、お父さんやお母さん達に複数に分けて連れて行ってもらったのが、大変でした。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

まず、災害の種類や発電方法について調査しました。

熊本県では、熊本地震、熊本豪雨、そして台風と様々な自然災害を経験した為、まずは私たちも安心して元気に暮らせるようにと、災害に強い都市造りを始めました。

次に国際社会に目を向けた時、「沈みつつある国」の存在を知りました。
日本も島国です。遠い国だからと、他人事ではいられません。
今のままでは、100年後に日本も沈み始めるかもしれないという予測を見て、いま出来ることはなんだろうかとたくさん調べ、現地へ行くなど学習を深め、既存の技術と、新しいアイデアを融合させました。

空気は普段から身近にあるものです。無いと困ります。その空気の活用方法は無限にあるのではないでしょうか。

私たちの考えは、SDGsの「7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」と「11.住み続けられるまちづくりを」に当たると思います。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

災害の種類、これまでの歴史、様々な発電方法と、カーボンニュートラルとは、なぜCO2の排出量を減らすのか、クリーンエネルギーの素材は何なのかを調べました。

災害の種類では「地震」「豪雨」「台風」をキーワードに、ネットはもちろん、信ぴょう性の確認のため、実際に経験した人の話を聞いたり、TVの災害特集を皆で考えるなどしました。

熊本には、加藤清正が治水や建築に長けており、その施工例がたくさん残っています。
400年前の災害は、今の災害と異なることも、これが地球温暖化の影響だとも分かりました。

発電方法については、実際に専門家の皆様にアポを取り、クリーンエネルギーについての講座を受け、地熱発電所へと見学に行き、疑問点を解決していきました。

脱炭素については、まだ未学習の小学生へ、年長者が化学を教え、多年代だからこそ、斬新なアイデアを得るなど出来たと思います。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

プログラミングは、基盤となる土地を整地したり、円や球、線を使って、巨大な阿蘇山の再現の他、円錐形やL字型を作りました。
途中でマグマが溢れてしまう事故がありましたが、そのまま溢れたマグマを固まらせた後、別のブロックに変換するなど、失敗もアイデアとして活かしました。

また、コピーや移動など複数の座標入力が大変だったので、毎回の手間が省けるように、変数を工夫して組みました。

ワールドを広く使いたかったので、各地にNPCを置き、それぞれを案内するようにしました。移動も簡単にできるようにしています。

ワールド外ですが、資料作成でExcelでも手間が少なくなるように、マクロやVBAを使い、人数分のシートがすぐ作成できるようにする等、時間短縮できるように工夫しました。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

まず、調査段階から担当箇所を分け、それぞれが指示したり、作業したり出来るようにチームビルディングをしました。

また、最初の段階で、便利だと思ったコードは、出来るだけ全てを丸写しではなく、それぞれが考えられるように、ヒントだけ教えるようにして、皆が考えられるようにしました。

それが、プロジェクトの後半に活かされ、全員がとても効率よく作業できました。

多年代で、作業できる曜日が異なっていた為、アプリで「カンバン方式」や「コミュニケーションツール」を多用しました。
資料もクラウドへ入れることで、いつでも見られるようにしていたため、情報の共有がスムーズにできたと思います。

毎回の作業始めには、必ず進捗会議を行い、何を制作するのかを把握してから進めるようにし、終わる前にも作業報告を行い、他の曜日のメンバーへ引き継ぐなどを行いました。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
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